キミから目が離せない【赤司征十郎】 (ページ36)

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Episode 35 ページ36

Aside

青「いや〜ごちそうさん。美味かったぜ!」

A「いえいえ、喜んで貰えて何よりだよ」

桃「赤司くんもお料理上手なんだねー」

赤「大半はAに教えて貰ったからね。ある程度は俺

だってできるさ」

･･･建てるの上手いかよ、

ホントに征くん料理上手になったよなー笑

あん時包丁持たせるの危険過ぎて、見ていられないほど

だったのに

また一つ、完璧になっちゃって…(/_＜。)

青「せっかく俺ら遊びに来てやったんだ。何かほかに

もてなしくれよ」

A「何様…笑」

桃「さっきマリ〇ーやってたの見えてさ、私たちもやっ

てみたいなぁ〜って…ダメかな?」

A「そーゆうことならオッケーだよ!ねっ征くん?」

赤「コントローラーも人数分あるしいいだろう」

青「うっしゃ赤司俺と勝負だ!!」

ﾃﾚｯﾃﾚｰﾃｯﾃﾚｰ☆とレースが始まる音がした。みんな前のめ

りになって棒を左右に操る。特に隣の青峰くんの動きと

声がうっさくて耳が…

桃「ねぇねぇAちゃん」

A「んーどしたの?」

桃「Aちゃんって好きな人いる?」

青「ブッハwwwちょ、赤司ww落ちてんじゃねぇよwww」

赤「いや、あ…落ちたな」

青「うっしゃ一位!…って赤甲羅ｧｧｱｱｱｱ"ｱ"テメッやりや

がったな!?」

赤「ふっ…俺の前を走ろうなど100年早い」

A「好きな人…か、」

＿考えたこともなかった

仮に私も梶原くんみたいに、誰かを想い悩み浸っている

としたら、その相手は誰なの?

好きってだけなら、征くんや青峰くんにさつきに虹村さ

んなどいつものみんなだって当てはまるじゃん、

じゃあ、異性として好きってなんなの?

A「…わかん、ない」

桃「わかんない?」

A「うん。わかんないの」

桃「そっかぁ…ちょっと詳しく聴いていい?」

────

──

桃井side

桃「もう一度質問します」

A「はい」

桃「Aちゃん。好きな人いる?」

A「…わからないです」

桃「それは、なぜ…どうしてそう思うのかな」

普通にいなかったらいないって答えればいいのに、

“わかんない”って言われるとちょっと探りたくなっちゃ

うってゆーか…もしかして、一度も恋したことない?

だとしたら赤司くんチャンスじゃん!(ﾉ*´▽`*)ﾉ