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10話 ページ13

「その嬢ちゃん、蒼月の許婚か〜?」


「違う、白竜のすぐ勘違いする癖、直せよ」


「へ〜い」


「そういえば行き先を教えていなかったな」


「すいません、秋ノ宮(あきのみや)一番地にお願いいたします」


「お、良い所住んでんな〜」


「ありがとうございます」


「そんで?嬢ちゃんの名前は?」


「申し遅れました、柊Aと申します」


「礼儀正しい子だな〜蒼月、見習えよ?」


「はいはい」


それから数分


「着いたぞ」


「ありがとうございました、白竜様」


「おいおい、様なんて照れるじゃねーか!」


「満更でもなさそうだな」


「おい!」


「それでは、失礼いたします」


「おう!またな!」


「はい」


私は一礼し、門を開け中に入った

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月2日 2時

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