戻ってきてくれ ページ16
同じ日の放課後。ポムフィオーレ寮の談話室にて。
同じ部屋の人「エライサ、君宛に手紙が届いているよ。」
私の前に1枚の封筒が差し出される。白い封筒に赤のシーリングスタンプ。封筒にはオシャレな金色の模様が描かれている。きっと、故郷からだろう。
エライサ「ありがとう。」
封筒を受け取ると、私は自分の部屋へと向かった。部屋の椅子に座り、封筒を開ける。便箋には、上品な字がつらづらとならんでいた。
エライサ「なんだろう...。祭りの季節でもないし...。」
手紙「親愛なるエライサ お元気でいることと思います。前にあってから随分と時間が経ちましたね。あなたがいない間に私たちの国では、色々と問題が起こってしまいました。隣国の繁華の大陸が氷の森の木を伐採したり、動物たちを猟銃で撃ったりしているのです。始末してもいいのですが、繁華の大陸は雪の街の同盟国。むやみに手を出すと、国王や国民からの反発を買ってしまうでしょう。そこで、あなたに国に帰ってきて欲しいのです。そして国王に、繁華の大陸との貿易を辞めることを促していただきたい。どうかお考えください。 愛をこめてブルーナ
追伸、早く帰ってきてくれ。」
エライサ「...ブルーナか、」
ブルーナは火の精霊一族で、青と紫のグラデーションの髪をしている。すらりとしていて、細身。タレ目で優しそうな印象だが、意外と好戦的だったりもする。水の精霊一族のノックとはいつも喧嘩していた。帰らなかったら、ホリデーの時に燃やされてしまいそうだ。
エライサ「...帰るか。」
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みかん(プロフ) - 零さん» ありがとうございます🙏🏻受験生なので少しずつ更新していくつもりです！コメントが励みになるのでありがたいです💓 (2022年8月7日 0時) (
レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 三日月夜桜さん» ありがとうございます🙇♀️そう言っていただけて嬉しいです。なるべく早く更新できるように頑張ります💪💪 (2022年7月4日 20時) (レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
三日月夜桜 - 面白かったです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。応援してます。 (2022年7月4日 18時) (レス) @page21 id: d397310001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2021年7月26日 10時
