真ん中二人の圧 ページ21
｢お次はぁっ！
この黄緑色のパーカーを着た、アホ毛無し！
…ありゃいいのに。
あった方がバカっぽくていいのに…
まぁどうでもいいですけど。←
口が“への字”で瞳が小さい。
女子に対しての免疫が皆無に等しい！
すぐに落とせそうなチョロい兄さんこと、
チョロ松兄さんです！
唯一の自称常識人……らしい。
しかし、アイドルオタk…
なんか、無言で雑誌を投げられんの辛い。
せめて何か言って？！
兄さん……！
｢そう言うお前はアニメオタk…
｢過度なアイドルオタクの兄さんですっ♪｣
ふっざけんなよっ！
何か言えっつったのAだろ！？｣
何を言おうとしたのかなー。
言って良い事と言ってはいけない事があるよね。
プライバシーなんちゃら侵害だよ。
もういいもん。無視して次だ。
｢はいっ！ふっかーつ。
｢しなけりゃ良かったのに…｣
そんなこと言わないで一松兄さん。
PRしないよ。｣
｢別に良いし。
てか、やらないでくんない。｣
興味無さげに拒否られたので、
黒歴史さらけを出すぞと脅す。
無事、PR権をゲット。
ふふっ、人とは単純な生き物だ。
これ、名言だよね。
やだ私お札にのってしまう。
うはははは。
変な妄想を頭の中で繰り広げたところで、
本題に戻ろうと咳払いをする。
｢皆、この怪しい人には会ったことあるよね。
紫パーカーを着たアホ毛2本！
半目で睨んでるように見えるガラ悪い人。
髪が常時ボサボサです！
市松人形なみの闇オーラを放つ一松兄さん！
市松人形に失礼か…
いっつも猫抱いて撫でていますね。
時々たまに、SM発動するんだ。
めっちゃ面倒だから適当にあしらっといて。
カラッぽ兄さんに対しての扱いが酷いです。
けど、本当はカラ松兄さんboysであr…｣
…後ろからドス黒いオーラが見えるなぁ…
…幻覚かな。
そうだ。幻覚だねぇ。←
凄く後ろを振り向くのが怖かったが、
振り向いてしまった。
途端、猫が飛びかかってきて顔を見事に引っ掻かれた。
痛っ！
というか私、話を遮られすぎじゃないっ？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イチゴミルクティ。 | 作成日時：2021年3月16日 20時
