KYさんに八つ当たり ページ18
キッと兄さん達を睨む。
私の視線に気がついたのか、
兄さん達は一瞬怯んだ。
でも未だ無視を決め込んでいる。
…トド松兄さんは圧に耐えられなかったみたい。
「あっ…
ウチの
すぐ呼ぶからっ。」
いつもスマホを弄っているトド松兄さんが
警察を呼んでくれた。
こーゆー時
そう言えば、私もケータイ持ってんじゃん。
自分で呼びゃ良かったわ。
…そして訪れる沈黙。
彩ちゃん達は私しか見ていない。
現実逃避し始めてるよっ!
目のハイライトが入ってないっ!
でも兄さん達はそんなのお構い無しに
べちゃくちゃ喋ってんの。
そんな奴らに、帰ったらどういう制裁を下そうかと悩んでいた。
そんなところに警察の人が来て
事情聴取をされたんだよ。
緊張。
…事情を全て説明したところ
褒められはしたけど、それ以上に怒られた。
そして、またまた沈黙。
いや、この状態
超を付けて良いくらいの不審度だよ。
女の子2人に男の子4人。
そして成人済みの大人6人。
しかもその6人はソックリ。
怪しすぎるし、ドッペルゲンガー(?)。
「えっと……もう誤魔化せないね。
ウチで話すよ。」
紹介しなきゃいけない現実を突きつけられた
不機嫌な私。
そんな中、KYな人が話しかけてくる。
静寂と孤独を愛するソシオパス…
「し、sister……
あの神により整えられたperfect Faithの子達とはどんな関係なn…」
「帰ってから話すってんだろ!
少しは
…
シュンとした兄さんよ。
おそ
そんな機嫌が悪い私に
話しかけてくる君が悪いんだからね。
許せよな。
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作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年3月16日 20時