営 業 開 始〜Meeting place〜《 2 》

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私達が入ったお店は、食器とかの日常雑貨が多めのお店。

あぁ〜、可愛い。もうこういうお店って置いてある物、全部が可愛い


そして、可愛い物に囲まれると女の子はテンションが上がってしまう生き物でして、



　
　「ねぇ、ねぇ、このクッションもっちもちだよ！」


隼「うわっ、めっちゃ気持ち良い！」


　「わ、このエプロンめっちゃ可愛い！」


隼「カフェで着けたら？似合いそう」


　「あ、この食器オシャレだなぁ。 あ！このグラスきれい‼」


隼「おぉ、キレ〜」






そしてそして、私とはテンションが上がるとめっちゃ喋ってしまう生き物でして､、


あ、どうしよ。喋りすぎかも､、

気づいた時には…、時、すでに遅し。



やってしまった､、と思いながら隼の様子を伺ってみると

ニコニコしながら私を見る隼。


引かれちゃった？ 変な人だなぁって思われた？

…もう、嫌だ。自分の性格をどうにかしたい








　「ごめん、なんか喋りすぎだね。振り回しちゃったよね。」


隼「え、違う違う笑。可愛いな〜。って思って。
　 こういうの見て、テンション上がってんのが。もう、目キラッキラしてるから笑」




もう、ほんとにダメだ。この人は。

可愛いな、とかダメ。お世辞でも喜んじゃうよ、私。






「あのね、隼。
　好きでもない子に"可愛い"とか言っちゃダメなんだよ」


隼「え？どゆこと？」


「だから、隼は花梨さんの事が好きなんでしょ？
　だったら、私に"可愛い"なんて言っちゃダメ。
　そういうのは、好きな人に言わなきゃ。」


隼「俺はAのこと好きだよ？」

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