29話 ページ32
29話
私は……
喰種だから＿＿＿＿
その一言でみんなはすごく悲しそうな顔をする、でも…
歌仙｢本当に行くのかい？現世であんなことがあっても……君は生きていけるか？｣
『……それは………分からない』
光忠｢じゃあ1週間に一度本丸へ帰るのはどうだい？｣
『……1週間に一度か………』
清光｢食事とかは……その…あのかふぇとかいうところでその…主の後輩に貰ったらどう？｣
董香ちゃんに…食事を………か
『…その…みんなにはまた迷惑をかけるかもしれない…だから…だから私は強くなりたい。自分を守れるくらい…みんなも守れるように強く！』
髭切｢…主は………強くなったね…昔とは大違い。｣
小さい頃はずっとお母さんに甘えて…お父さんと遊んで……ずっとずっと泣いていた…。
私には髭切は見えなかったけど…なにかずっとそばにいてくれるような
“なにか”を……感じてずっと探していた。
『だから…私は行く。お願い……1週間に一度…必ず帰るから』
光忠｢じゃあそれを約束しよう、主。ね？｣
清光｢え”〜主と1週間も会えないなんて俺悲しいぃ“!!!｣
安定｢ブスは黙ってろよ｣
清光｢ｱﾞ？誰がブスだって？？お前の方がブス！｣
『ぷっ…ははっ……ｗいつも2人は仲いいもんね……清光…一度は帰ってくるから、ね？約束しよう。』
清光｢主…絶対帰ってきてくれるよね？｣
『うん、約束…』
そしてニッコリと笑った清光と小指を重ね指切りげんまんをした
『よし、じゃあ用意してくるね』
縁側に出るといつものようにそこには鶯丸が座っていた
鶯｢本当に…行くのだな……。｣
『あ、うぐちゃん……うん。行くよ』
鶯｢元気にするんだぞ…。｣
その声はいつもとは少し違い…皆より少し淋しさを感じる低い声だった
＿＿＿＿＿＿＿＿
『えっと……こんなもんでいいかな…』
だいたい私はいきなりここに連れてこられて母の跡継ぎだから私物はほぼほぼ無いに等しい
だから私服なんかは家にすべて置いてあるため小さなカバン1つで旅に出る
という形だ
『じゃあ…行ってきます！』
清光｢行ってらっしゃい主！｣
安定｢絶対…元気に戻って来てね…。｣
堀川｢主さん！元気な顔、見せてくださいね！｣
そしてポータルを繋ぎ
光に包まれ旅立った
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あや(プロフ) - ちすちーす！僕だよ！すごいねー！！ (2018年4月11日 19時) (
レス) id: be165192c8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井 かるき(プロフ) - ARIA0506さん» 誤字ってました！？すみません、修正します！御報告感謝します。 (2017年6月28日 19時) (レス) id: 7d137b313b (このIDを非表示/違反報告)
ARIA0506(プロフ) - 旧田ではなく旧多ですよ(^^♪ (2017年6月28日 19時) (レス) id: ae23d013dc (このIDを非表示/違反報告)
神結 - 待ってますで！（コメント遅れてごめんなさい） (2017年4月2日 18時) (レス) id: d435247ad3 (このIDを非表示/違反報告)
かろてんP(プロフ) - 神結さん» すいません〜なかなか更新できてなくて｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ﾋﾟｨ- (2017年3月26日 14時) (レス) id: 7d137b313b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼井かるき | 作成日時：2016年11月29日 18時
