ジョジョとJKと飯テロ【荒木荘】

ぶり大根2 ページ21

リビングのテーブルに夕食を並べると

匂いにつられてなのか、カーズさんが
リビングに入ってきた



｢カーズさん、こんばんは！｣


｢あぁ｣


私の挨拶をテキトーにあしらったカーズさんの
目線には夕食が...

カーズさんの目がキラキラしているような気が...



次にリビングに来たのは
ディアボロさんとドッピオくん


｢Aさん、こんばんは！来ていたんですね！｣

｢ドッピオくん、こんばんは！
吉良さんのお手伝いだよ！｣

ドッピオくんは挨拶をしてくれたが、



ディアボロさんは私をチラリと見ただけで

カーズさん同様に夕飯に釘付けだ






ガチャガチャ



ギィー






リビングの端にある棺桶からディオさんが



びっくりしたけど、たしかディオさんは

吸血鬼だったからかと自分で勝手に解釈した




｢ほぉ、今夜は和食か...
Aが作ったのか？｣

｢ぶり大根だけ作りました！
吉良さんのお手伝いです！！｣




私の声を聞いて、

ディアボロさんとカーズさんは
目線を夕飯から私に変えて



バッと




こっちを凝視してきた



？？



気にしないでおこう





吉良さんが椅子に座り

｢Aはこっちに座りなさい｣


と言ってくれたので、吉良さんの隣に座る



ディアボロさん、ドッピオくん、
ディオさん、カーズさん

それぞれが椅子に座ると




ガチャり




と、ドアがあきプッチさんが入ってきた



｢今帰ったよ...やぁA久しぶりだね｣

｢プッチさん！お久しぶりです、お邪魔してます！｣


プッチさんはニコニコ笑ったあと、
空いている椅子に座った





｢本当はあと2人いるんだけど、今日は予定があって
帰ってこないんだ。さぁ食べよう｣



吉良さんがそう言うと、

物凄い勢いで食べ始める3人

(言わなくても見当がつくと思うが
ディアボロさん、ディオさん、カーズさん)



吉良さんとドッピオくんが、私の前に





コトリ





と料理のはいったお皿を置く


｢きっと、取れないと思うからね｣


｢いっぱい食べてくださいね！！｣


と言ってくれた


たしかに、あの3人がよそうなか
私が料理をとるのは不可能に近い





｢ありがとうございます！いただきます！！｣




そう言って私は箸をもって食べ始めた

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