47話 永遠の愛へ ページ49
今日は、3月14日…ホワイトデー。
先生に再び告白してから、あまり進展しないまま1ヶ月過ぎた。
アピールしようにも、恥ずかしくてできなかった。
情けないよ…
でも、1週間前先生からお誘いがあった。
”夜になって悪いけど、ドライブしようか。バレンタインのお返ししたくて”っと言われた。
明日は土曜日なので、快く了解した。
「先生は、19時に帰ってくるはずだから…」
そう言ってると、”コンコン”とノック音がした。
「ごめん、待たせちゃったね。行こうか。」
そう言って、先生は車までエスコートしてくれた。
車に乗ると私は尋ねた。
「どこに行くのですか？」
「うーん。まだ内緒。」
そう言ってると、どんどん山の方へ言った。
「せ…先生？周りが山なんですけど…」
てっきり、街の方へ行くと思っていたけどまさか山奥に来て…少しビックリしてる。
「うん。だって、最初から山に来るつもりだったからね。あ、もうすぐつくよ。」
4時間半かけて、来たところは言葉で表すことが出来ないくらい綺麗だった。
「綺麗な星空…。」
都会では、決して見ることが出来ない輝かしい星たち。
「…Aちゃん星好きだから。見せたかった。」
「先生…ありがとう。素敵なプレゼントです。」
私は、星空を見ながら涙を零してしまった。
「泣くほど喜んで貰えて嬉しいよ…。」
先生は、温かい手で涙をふきとってくれた。
「あっ！流星。先生見ましたか？」
「うん。偶然だったけど、奇跡的にこの日に流れてくれてよかった。…もうそろそろかな。」
先生は、腕時計を見てそう呟いた。
「Aちゃん、お誕生日おめでとう。これ、受け取って貰えるかな？」
まさか、先生が自分の誕生日を覚えていたなんて…でも、これって…
「指輪…？」
「…僕は、Aちゃんのことが好きなんだ。年の差や世間体なんて気にしない。もう、誰にも君を渡したくない。だから…良ければ結婚を前提に付き合ってくれませんか？」
あまりにも、嬉しくて私は沢山涙がでた。
「喜んで。やっと、伝わった…7年間の思いが。」
私は、先生から貰った指輪をつけようとした。
「あれ…サイズが？緩い…」
「え？本当だ…プロポーズだからかっこよく決めたかったのに…。」
「ふふふ、先生らしい…。」
やっと、伝わったこの気持ち。
7年の時をかけて…色々な人たちの助けによって伝わった。
もう、あなたを離したくない。
「名前で呼んで欲しい…」
「愛してるよ…A…」
「私も愛しています…雅臣さん…」
永遠の愛へ…
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めろんぷぁん(プロフ) - すみません。この書き方でないと内容が収まらないのです(._.)でも、アドバイスありがとうございます！ (2015年4月24日 23時) (
レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
軋眼(Kishime)(プロフ) - 内容自体はとっても面白いのですが、字が詰め詰めで、少し読みにくいと言うか窮屈に感じました。 急な長文失礼しました。 (2015年4月24日 21時) (レス) id: 39be025a4e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - 指摘ありがとうございます！すぐに訂正いたしますね。 (2015年4月21日 2時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 16話 沖じゃなくて陸じゃないのですか (2015年4月20日 23時) (レス) id: ec74150d74 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - すみません。8話に誤字があったので直しました。 (2015年4月14日 19時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぷぁん | 作成日時：2015年4月6日 0時
