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38話 伝えたい ページ40

あれから椿さんと梓さんは、前のように仲が良くなった。
ほっとした私は、ふと”あのこと”を思い出した。
「あっ!先生とのデート…どうしよう…。」
悩んでも何もいいアイディアが浮かばなかったので、お姉ちゃんに相談することにした。
お姉ちゃんの部屋の前まで行き、ドアを”コンコン”とノックをした。
「はーい。今ドア開けますね。…Aか。どうしたの?」
「えっと…先生のことでちょっと…。」
私がそう言うとお姉ちゃんは、パァーッと明るい顔になり”どうぞ!中で話そうか!”と積極的に中へ入れてくれた。
「で、本題なんだけどさ…クリスマスの日に先生とデートするの…どうしたらいいかな?!服装やプレゼント…告白とかもした方がいいかな?」
私は、どうしたらいいか分からず質問攻めをしてしまった。
お姉ちゃんは”まぁ、落ち着いて”と私にお茶を出してくれた。
「ありがとう…。でも、先生とのデートだよ?落ち着いて考えることなんて出来ないよ。」
「うーん。服装とかは、Aらしい感じでいいとして…プレゼントもAが一生懸命選んだものなら多分雅臣さんなら喜ぶと思うよ?」
お姉ちゃんは、とりあえず私らしい感じでいけばいいと推してくきた。
確かに、普段と違うことするよりそっちの方が先生も喜びそうだなって思った。
再びお姉ちゃんの話の続きを黙って聴き始めた。
「告白か…。私はAが本当の気持ちを伝えたいなら応援するしおすすめする。ただ、まだ迷ってるならやめた方がいいと思う。焦ってやって失敗したら嫌だからね。」
本当の気持ちか…。実は、梓さんから告白されてから今度は自分がしなちゃってずっと思ってる。
先伸ばしてもグダクダしそうだから、だったら今心の準備が出来たときにするのがベストだと私は思ってる。
「私…伝えたい。先生に本当の気持ちを…。」
「なら、私は手伝うよ!そうだな…例えば…」
この後私たちは、色々なシチュエーションを考えては告白の練習をした。


可笑しな場面やロマンチックな場面…色々な告白の場面を考えた。
これで、上手くいくかな?
やっと伝えられる私の気持ち…
先生にはどんな感じでうけとってもらえるかな?
たとえ、先生に好きな人がいて断れても泣かないでそれを受け入れることができるかな…。
逆に、成功して付き合うことができたからどうしようかな…。
「あなたの気持ちを早く知りたい…。愛おしい先生に早く会いたいな…。」








今更ですけど、話数がズレていたので訂正しました!

39話 家族とクリスマス→←37話 気持ちは…



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めろんぷぁん(プロフ) - すみません。この書き方でないと内容が収まらないのです(._.)でも、アドバイスありがとうございます! (2015年4月24日 23時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
軋眼(Kishime)(プロフ) - 内容自体はとっても面白いのですが、字が詰め詰めで、少し読みにくいと言うか窮屈に感じました。 急な長文失礼しました。 (2015年4月24日 21時) (レス) id: 39be025a4e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - 指摘ありがとうございます!すぐに訂正いたしますね。 (2015年4月21日 2時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 16話 沖じゃなくて陸じゃないのですか (2015年4月20日 23時) (レス) id: ec74150d74 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - すみません。8話に誤字があったので直しました。 (2015年4月14日 19時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろんぷぁん | 作成日時:2015年4月6日 0時

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