検索窓
今日:20 hit、昨日:1 hit、合計:41,953 hit

30話 入り混じる感情 side雅臣 ページ32

しばらく歩くと、Aちゃんの劇練習の時間になり僕は一人になってしまった。
劇まで時間があるので、どこかのクラスの喫茶店でお茶でも飲んでようとした。
近くに喫茶店をやっているクラスがあったので入ってみた。
綺麗で女の子らしい雰囲気の店で少し入りづらかったが、他に休めそうなところがなかったからとりあえず入った。
お茶とクッキーのセットを頼み、僕は少しくつろいだ。
(そういえば、今日はずっとAちゃんといたなぁ……。)
ふっと今日の出来事を思い出した。
(…そういえば僕、クレープのとき恥ずかしいこと言ってしまったなぁ…なんで”僕以外の人とはやっちゃだめ”って言ったんだろ。)
今思えばここ最近Aちゃんの事が気になってしょうがない。
いつも可愛らしい笑顔を僕に向けると、愛おしくなってしまう。
たまらなく君が可愛くて…。
これは、もしかして親愛ではなく恋愛として…一人の女の子として好きなのか?
…僕はなんて馬鹿なことを考えているんだ!
Aちゃんと僕が、恋愛的にどうこうなるなんてありえないよ。
世間体とか年の差…彼女の意思だって…。
彼女は、僕のこと兄ように…もしくは父親のように思っているはず。
そんな純粋なAちゃんを僕の汚れた感情で汚してはいけないんだ。
たとえこれが本当に恋愛的な感情だとしても、彼女を…Aちゃんを好きになってはいけない。
彼女の世間体のためにも、この感情は押し殺さなければならない。
今までのように、兄として彼女が幸せに暮らせるように見守ろう。
きっといつか彼女は、好きな男性が出来るはず。
それまでの我慢だ。
その時が来れば、きっとこの感情も無くなるだろう。

こんな感情に気づいてしまった

…卑怯な僕許してね…?心中だけだから…

(愛してるよ…Aちゃん…)

*ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*
久しぶりに投稿しました!
本当…6月は忙しくてなかなか更新できませんでした。
これからも多分忙しいので金土日に頑張って投稿していきます!

今回は、雅臣さんの気持ちについて書いてみました笑
雅臣さんは、いつの間にかAさんを好きになってしまったというコンセプトをもとに書いてみたけど…私が書くと意味がわからないことになってしまいました…すみません(^^;;
次あたりで学園祭編は最後にしようと思ってます!
学園祭が終わるとまた色々なラブイベントがあるのでお楽しみに(*^_^*)

31話 開幕→←29話 写真



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めろんぷぁん(プロフ) - すみません。この書き方でないと内容が収まらないのです(._.)でも、アドバイスありがとうございます! (2015年4月24日 23時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
軋眼(Kishime)(プロフ) - 内容自体はとっても面白いのですが、字が詰め詰めで、少し読みにくいと言うか窮屈に感じました。 急な長文失礼しました。 (2015年4月24日 21時) (レス) id: 39be025a4e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - 指摘ありがとうございます!すぐに訂正いたしますね。 (2015年4月21日 2時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 16話 沖じゃなくて陸じゃないのですか (2015年4月20日 23時) (レス) id: ec74150d74 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - すみません。8話に誤字があったので直しました。 (2015年4月14日 19時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めろんぷぁん | 作成日時:2015年4月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。