29話 写真 ページ31
皆さんがいるであろうお姉ちゃんのやっている喫茶店に行ってみるが、そこには弥ちゃんしかいなかった。
「弥みんなは？」
先生は、弥ちゃんが座っている席に近づき座った。
「つっくんとあっくんが仕事で帰って、かなかなが2人を送って行ったの！」
椿さんと梓さんは仕事で帰ってしまって少し残念だった。
(劇見て欲しかったなぁ…。二人とも私の練習見てくれて…成長した姿見てもらいたかった。)
「じゃ、弥はずっと一人だったの？」
欠かさず質問をする先生。
「違うよ！さっきまでお姉ちゃんと一緒だったの！でも、もうすぐ交代だから一緒に校内回ろうって！」
嬉しそうに弥ちゃんは話していると、お姉ちゃんがこちらへやってきた。
「あれ？雅臣さんたちきていらっしゃったですか？私たちこれから校内回ろうとしているのでAと雅臣さんも二人で回ったらどうですか？」
お姉ちゃんは私の顔を見てウィンクをした。
お姉ちゃんは、私のためにわざと二人きりになることを勧めてくれている。
私は、せっかくつくってくれた機会をものにするために必死に先生を誘った。
「うんうん！そうしましょう！」
「うーん…Aちゃんがいいなら…」
こうして二人きりで校内を回ることになった。
しばらく歩くとあるクラス企画に目がいった。
「先生！あそこ行きませんか？」
私は指をさしながら言った。
「…写真館？へぇ…記念写真が撮れるんだ。」
先生は、Aちゃんが行きたいなら行こうかと言って写真館の方へ行った。
中に入ると色々な衣装があり、それを着て撮影する事が出来るらしい。
「先生の衣装選んでいいですか？」
「え？うん、いいよ。でも、あんまり露出が多いのとか派手なのはちょっと…」
私は”わかりました'と言って衣装を探し始めた。
しばらく探しているとある衣装に目がいった。
(あ…これは…。うん、先生と言ったらこれだよね！)
先生に早速衣装を渡すと意外な顔をした。
「本当にこれでいいの？」
「はい！やっぱり先生と言ったらこれなので！」
私が先生に渡したのは白衣で、私はナースの服をきた。
白衣を着た先生はとってもかっこよくて、つい見惚れてしまう。
「じゃ、写真撮ってもらおうか。」
先生は少し照れたように笑いながら言った。
私も先生の言葉に頷き写真を撮ってもらった。
撮った写真は、後日郵送で届くらしい。
久しぶりにみた先生の白衣姿は、とてもかっこよくて…つい胸がときめいてしまった。
しかも初めてのツーショットで、とっても楽しかったなぁ…
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めろんぷぁん(プロフ) - すみません。この書き方でないと内容が収まらないのです(._.)でも、アドバイスありがとうございます！ (2015年4月24日 23時) (
レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
軋眼(Kishime)(プロフ) - 内容自体はとっても面白いのですが、字が詰め詰めで、少し読みにくいと言うか窮屈に感じました。 急な長文失礼しました。 (2015年4月24日 21時) (レス) id: 39be025a4e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - 指摘ありがとうございます！すぐに訂正いたしますね。 (2015年4月21日 2時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 16話 沖じゃなくて陸じゃないのですか (2015年4月20日 23時) (レス) id: ec74150d74 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぷぁん(プロフ) - すみません。8話に誤字があったので直しました。 (2015年4月14日 19時) (レス) id: 90a387a605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぷぁん | 作成日時：2015年4月6日 0時
