お前らのマネージャーなんかやってられっか！２【stxxx】

☆ 赤色の王子様 ページ2

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【side RED.】





り「嫌なの、俺。」

？「何が？」

り「そんな固定されてるの。」

？「……従わなければどうなるか…分かってるよね？」








り「っ…！！はぁ…はぁ……夢か…」

『びっくりしたぁ…』

り「！？…なに部屋に入ってきてんだよ！！
不法侵入で訴えるぞ！！」

『……じゃあさっさと起きてください。
仕事なのにお寝坊さんですか？全く…』






じとーと見てくるのは、
俺がこの世で一番嫌いな存在、マネージャー。

腰に手を当てて仁王立ちする相手に
朝からイライラして仕方ない。


つか、勝手に部屋に入ってくんなし。






『何回も電話したんですからね？
20分も長く寝てたんですから、もう眠くないですよね？
お仕事遅刻は許し難いです。はい！準備！！』

り「いつまでいんだよ！出てけ！アホ！」





人の空間に勝手に入ってくる奴は嫌いだ。

あの女もそう。


そして、あの女に心開いてるメンバーが
もっと嫌いだ。


俺ら、あんなに結託して
マネージャーを辞めさせてたのに

なんで今になって、あのマネージャーを庇う？



一緒に住むなんてほざいてるしさ。




まじであり得ない。






り「まじ憂鬱。」







俺のこと全くわかってくれないお前らなんて


大嫌いだよ。






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