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カフェについて15分くらい経った後、
ジェルくんがバタバタと入ってきた。
きっと走ってきたんだろうね。
ゆっくりでも良かったのに…w
「ごめん、待たせたぁ…」
「ふふ、ジェルくん走ってきたの?
そんなに待ってないから大丈夫だよ」
「はよ喋りたかってん!
るぅちゃんともやけど、Aちゃんともな?」
「ちょ、無駄に口説いてるふうに言わないでよ…!」
『え?私、口説かれてたの?』
「口説いてへんよ、るぅちゃん!俺、彼女おるし!」
「は?!ジェルくん彼女いたの!?」
『るぅちゃん、その反応はジェルさんに失礼だよ…』
「ほんまそうやで…酷いわぁ……」
いやだって、まさかいるなんて思わないじゃん?
てか僕一度もジェルくんに彼女がいるなんて
聞いてなかったんだけど?
そんな楽しそうな話、聞いてなかったんだけど?!
「なんか企んでるやろ」
「そんなことないよ!」
「ほんまに?ならええねんけど」
「嘘だよ★」
「は?」
隣で僕たちのやり取りを見て、
クスクスと笑うAちゃんは、まぁ案の定天使だ。
可愛いの度を越している。
「それにしても可愛ええ彼女やなぁ」
『あはは…そんなことないです……』
「るぅちゃん辞めて俺にせぇへん?」
「彼女さんに言いつけてもいいんですか?
ジェルくんのスマホ借りますね、えっと…」
「俺なんかよりるぅちゃんのほうがええな!」
『そうですね』
「この子めっちゃ辛辣やな」
「何言ってんの、天使だよ」
ジェルくんは本当に分かってない!
こんなに天使な女の子、
Aちゃん以外いないからね?
まぁ、僕だけが分かってればいいんだけどね?
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めあり(プロフ) - チョコさん» なーくんはこの物語の中ではハイスペックシスコンの設定です(ノ∀`)タハー (2020年11月29日 16時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - なーくんwww (2020年11月29日 14時) (レス) id: b8ba54da77 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - はなさん» 素敵なお言葉ありがとうございます!モチベに繋がっております(照) (2020年11月23日 12時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いやぁ、最高ですね…!!!るぅとくんの方も、さとみくんの方も見てるんですがキュンキュンしまくってます…! (2020年11月23日 12時) (レス) id: f2ae236c6d (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ( ・∇・)バナナさん» コメントありがとうございます!読んでくださってありがとうございます!嬉しいです!最後まで応援よろしくお願いいたします〜♪ (2020年11月7日 13時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めあり | 作成日時:2020年11月7日 0時