苺の王子様との甘々な日常【すとぷり／日替わり】

9種類の結果パターン

誰に愛される？ - 2024年4月18日

『無防備』〜Root〜


♡


る「はぁっ、はあっ…」



走って荒くなった呼吸を整える。



何故僕がこんなに急いでいるのかというと、彼女のYOUに『家に来て欲しい』とLINEがきたからだ。



彼女は寂しがり屋でよく僕の事を家に呼ぶ。



僕の事を呼んでくれるのが嬉しくて、いつもは早めに行くのだけれど今日は仕事が長引いてしまい遅くなってしまった。


スマホの時計を見ると約束の時間から30分も過ぎてしまっていた。



急いでチャイムを鳴らす。



でも「ピーンポーン」と無機質な音が鳴り響くだけで何も反応が無い。



何回か押してみても何もない。



少し心配になって扉に手を掛けてみると鍵が閉まっておらず簡単に開いた。



不用心だなぁ…と思いつつリビングに入る。



る「YOUー？」



『……』



YOUはリビングのソファで寝いてた。



少し目が赤いので泣いていたのかなって思った。



ごめんね。30分も遅刻しちゃって。



YOUを起こそうかな、と思いソファに近付くとドキッとした。



ソファで寝ているYOUはTシャツにショーパンで寝ていた。



緩めのTシャツから白いお腹がチラッと見え、鎖骨も出ていた。




ショーパンから覗く白い足は綺麗で。




こんな可愛い子がこんな姿で寝ていたら…




何コレ。無防備すぎだよ。




僕は気付いたらYOUに誇っていた。



『んぁ…るぅちゃん？』



目が覚めたのか眠そうな顔でこちら見つめてくる。



そうやって上目遣いで僕を見るのも誘ってるよ うにしかみえないよ。




る「無防備すぎるYOUが悪いんだからね？」



そう言って彼女の口にキスを落とした。



甘々な時間の始まりです＿＿

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