貴方はどちらを選びますか【黄】

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「Aちゃん、次はどこ見たいですか？」

『あ、えっと、イルカのショーかな。』






水族館に出向いた僕たちは
早速、中に入れば色んな魚を見た。

大きい水槽はキラキラと光っていて神秘的。



そして私服姿のAちゃん。

んー、天使かなぁ、やっぱ。



そんな天使はイルカショーが見たいらしい。

イルカショーは北方面だなぁ。


時間的にもうすぐだし、
早めに行かないとなぁ。





「Aちゃん、イルカのショーもうすぐだって！」

『ほんと！？早く行こ！』

「まってまって！こっちだよ！」





あ、あまりの楽しさに敬語取っちゃった。

まぁいいか、
多分彼女はそんなこと気にしないだろう。

なんてったって彼女は天使だからね。

そんな謎理論を生み出した僕と天使すぎるAちゃんは
イルカショーを思いっきり楽しんだ。




その後、お昼ご飯を食べることにした。

Aちゃんはペンギンオムライスで
僕はラッコハンバーガーにした。

どちらも可愛い一品で
"可愛い！"とはしゃぐAちゃん。



自分が一番可愛いって自覚した方がいいですよ。



と、心の中で思っておく。






Aちゃんと過ごせる特別な休日。

予想以上に楽しくて幸せだ。






……付き合ったりしたら、

もっと楽しいのかなぁ…？





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