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【ころん Side】
22:00頃。
僕は大好きな彼女の家を訪問する。
何せ、僕だけ彼女を祝ってないからね。
ちゃんとプレゼントは用意してたよ？
さ、3週間前くらいからね…
ただ、都合が合わなくてこの時間になってしまった。
ガチャと開いた扉からは
可愛らしい格好の彼女が出てくる。
さっきまで僕以外の誰かとデートしてたの？
妬けるなぁ。
「よ。」
『ころんくん！待ってたよ！』
そう言って中に入れてくれる彼女は
僕が男ってこと認識してるのかな。
ほいほい男入れちゃって。不用心なやつ。
「ごめん、ちゃんとした所で祝えなくて。」
『えー？いいよいいよ。ありがとうね？』
「これ、誕生日プレゼント。気に入るかはわかんないけど…」
『ありがとう！開けてもいい？』
僕は頷くと彼女は水色のリボンを解いて
可愛らしいドット柄の箱を開けた。
『わぁ！"ピアス"！可愛い〜！
てかころんくん、私がピアス開けてるの知ってたの？』
「っ！？…ま、まぁそれなりにね。」
お前の事見てたから知ってたよ、なんて言えねーよ。馬鹿。
早速つけてくれた彼女の耳には
水色のリボンの形をした、
シンプルなデザインのピアスが輝いていた。
これ選ぶのに3時間かかったんだよ…
店員さんと何回も相談してはアドバイスくれて。
やっと選びに選び抜いたのがこれ。
うん、似合ってる。可愛い。
『ありがとう、大切にするね！』
「毎日つけろな。」
『うん！毎日つける！』
僕の言葉の意味はきっと君は
理解ができていないかもしれないけど。
君の誕生日を最後に祝ったのが
僕で良かったなと思ったよ。
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ピアス 『いつでも自分の存在を感じてもらいたい』
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みかさ(プロフ) - とても素敵な小説でした！ (2020年8月11日 1時) (
レス) id: d74848b20e (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 優@青い彗星さん» 読んでいただいてありがとうございました！！ (2020年8月2日 9時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
優@青い彗星 - めちゃくちゃ素敵な作品でした。ありがとうございます！見てて幸せな気持ちになりました！ (2020年8月2日 6時) (レス) id: 54313a5dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあり
| 作成日時：2020年7月8日 15時
