検索窓
今日:22 hit、昨日:0 hit、合計:82,170 hit

食堂 ページ18

「いただきます!」

ここはキメツ学園の食堂である。

今日はお弁当を作るのを忘れたのでここで学食を食べる!


相変わらず一人だけど、ずっとざわざわしてるからあんまり寂しくない。

それに学食が美味しいし。


また来よう。

密かに決意した。



「あの、ここで食べていいですか?」


頭の上から声が聞こえた。


「はい、どうぞ」

特に顔を上げずに返事をした。

これだけ学食が美味しければ、食堂もたくさんの人が来るよねー。


うん。学食がひたすらに美味い。

あ!

そういえば食堂のお姉さんどっかで見たと思ったら、音柱様の奥さん達だー!!!


なるほど!!

確かにお料理上手だったからなー。



「あの、環さんお久しぶりです!」

「えっ……!?」


私が思い出に浸っていると、急に顔を両手で挟まれて前を向けさせられた。



「アオイちゃん!!にカナヲちゃんも!!」

目の前には鬼殺隊の後輩だった二人の女の子が立っていた。

私の頬を両手で挟んだのはアオイちゃんだった。



「わー!!お久しぶり!!!」

「はい」

カナヲちゃんは変わらない穏やかな笑みを浮かべて答えてくれた。



それからしばし三人でガールズトークに花を咲かせた。



「実家が定食屋をやっているので、ぜひ来てください」

「そうなんだー!行く行く!」


えへへ、可愛い女の子と喋るの楽しい!!!

でも私の場違い感が凄まじいな……。


あれ?


「所で、なんでさっき私だって分かったの?」

ふと気づいて尋ねた。

髪もばっさり切ったし、瓶底眼鏡かけてるから前世の姿とは結びつかないと思うんだけど。



「炭治郎達が話してたのを聞いたからです」

カナヲちゃんがさらっと衝撃の事実を暴露した。


え??????


「ど、どんな感じで話してた?」

「え、えっと」



『あのぐるぐる眼鏡かけたショートヘアの女の子誰なんだよ!?!?』

『環Aさん。まだ友達だから、彼女に変な事を言うのはやめてくれ』



「って話しているのを聞いて……」

「わーお」


我妻絶対炭治郎の友達の女の子だと思って声かけてきたじゃん!!!


はっ!


「二人とも、私が前世の記憶あるって事は誰にも話さないでね」

なるべく声を低くして深刻な顔で口止めをした。


二人は顔を見合わせてから、頷いた。

「「わかりました」」


それからはもう少しガールズトークをして、教室に帰った。

人生初女の子と自撮りというものをして、連絡先を交換したりもしました。

嬉しい。

顔が良い→←姉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
250人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

彩羽_Iroha.(プロフ) - 雛子さん» そうだったのですね…!教えて頂きありがとうございます!これからも応援しています!良かったら仲良くさせていただけませんか…?m(*_ _)m (2019年11月5日 0時) (レス) id: 5b9a02ba17 (このIDを非表示/違反報告)
雛子(プロフ) - 彩羽_Iroha.さん» ありがとうございます!背景画像の水玉模様のことでしょうか??デザイン設定の背景画像で選んでます!これは2ページ目にあります〜 (2019年11月4日 18時) (レス) id: 3004313f3e (このIDを非表示/違反報告)
彩羽_Iroha.(プロフ) - こんにちは!はじめましてです。内容も最高でした、やっぱりキメツ学園いいなあ〜。ちなみになんですけど、背景のやつってどうやってますか、? (2019年11月1日 23時) (レス) id: 5b9a02ba17 (このIDを非表示/違反報告)
雛子(プロフ) - 鬼滅Loveさん» 笑ってくださって嬉しいです(照)頑張ります!! (2019年9月2日 23時) (レス) id: 3004313f3e (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅Love - え?なんですか?最高すぎません?笑いすぎてお腹痛いです!続きが早く見たいです!頑張ってください。 (2019年9月1日 23時) (レス) id: 001f58aed0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雛子 | 作成日時:2019年8月7日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。