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ナリース「キュッキュッ!!」

僕「大丈夫・・・・」

バルト「ま、マスター!!何してるんだ?」

僕「まだ・・・・仕事が・・・・あるからっ・・・・」

バルト「そんな体じゃ無理だ!!」

僕は口を拭いて執事服を整えていた。

少し席を離れると言ったのに

だいぶ離れてしまっていた。

僕「すぐ・・・戻るから。」

バルト「嫌だ。」

ぐいっと腕を引っ張られた。

そのままバルトの胸の中へ。

僕「・・・・!」

そして頬に暖かい何かがつたった。

ふと見上げれば

目に涙を貯めたバルトの顔があった。

僕「なんで・・・」

バルド「もう・・・マスターを失いたくない!!」

もう・・・?

僕「もしかして僕は・・・・」

バルト「マスターはあなたで二人目なんだ・・・。」

僕「前の・・・マスターは・・・?」

バルト「俺のせいでっ・・・・タヒんだんだ・・・・俺がうかつに外に出たせいで変な奴らに捕まって・・・・それを助けようとして・・・・マス、ター?」

僕は気づいたらバルトを抱きしめていた。

僕「ごめんね・・・・そんなことも知らないで・・・・。僕は・・・絶対に・・・タヒんだりしない。絶対にだ。約束する。」

バルト「俺が・・・守って見せます!!」

僕「僕だって。」

そんないい雰囲気の中

コンコン

僕「は、はいっ!!」

タイガー「テメェいつまでそこにいるつもりだ。」

僕「すみません、今行きまs」

ガチャ

バルト「生憎だが、マスターはとても体調が悪い。出直してこい。」

タイガー「誰だテメェ・・・。」

僕「僕の使い魔です。僕今すぐ行きますっ・・・・からっ・・・・」

視界が再びグチャグチャとなり

頭痛も激しくなる

僕はその場でガクンと膝をつく。

そして

僕「いっ・・・!?!?!?」

急に身体中に痛みが走った。

特に心臓が痛い

呼吸もしにくくなる

僕「はっ・・・・はっ・・・はっ・・・・」

始まった・・・・

副作用が

あれは薬が血液の代わりとなる。

それを沢山摂取すると

体に取り込めなかった分の薬は

胃の中で残り

いつしか逆流し

血がさらに減って

再び貧血を起こす。

そして呼吸が出来にくくなり

酸素が回らず

心臓に痛みが走る

何かを突き立てられるような痛みが

僕「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

バルト「マスター!!!」

タイガー「な、何が起きてんだ!!」

バルト「ナリース!!ミードを!!」

ナリースはすぐにミードを呼びに行った。

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設定タグ:魔法 , 男装 , 吸血鬼   
作品ジャンル:ファンタジー
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!これからも頑張ってください!! (2019年1月6日 22時) (レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
苺香郷 - 更新頑張ってください (2018年12月24日 2時) (レス) id: 64a942dddb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミーちゃん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月6日 12時

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