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意識は朦朧として
相変わらず心臓の痛みは引かない
とても息苦しい
それに・・・・
僕「う"っ・・・・」
まだ吐き気がするのだ。
バルド「マスター・・・・タヒなないって言っただろ・・・?」
僕は安心させようとバルトに笑いかけた。
とてもひどい顔をしているだろう
吐きながら
痛みに顔を歪めた状態で
笑っているのだから。
ミード「リーナ!!!!!」
婉麗「主や、一体何事なのだ!?」
ナリース「キュッキュッ!!!」
僕「ナ、リース・・・・ご苦労・・・様っ・・・・」
ミードは僕を見るなりすぐに魔法を解いた。
ミード「リーナ!!何があったんだよッ!!」
私「ちょっと・・・飲み・・・すぎちゃっ・・・て・・・・」
婉麗「あの薬・・・・そんな効力が・・・・」
タイガー「薬・・・・?そういや、その薬市販の物じゃないと言ってたな。」
ミード「まさか・・・・!!!」
ミードは急に電子端末で誰かに呼びかけた。
ミード「おいっ!!テメェリーナに変な薬持たせたな!?」
「変な薬とは失礼だな!!そんなに慌ててるってことは吐血が始まったか。」
ミード「どうすりゃいいんだよ!!」
「とにかく待ってろ。すぐテレポートするから。」
その通話の直後
ドガシャーン!!!
「イテテ・・・・久々のテレポートはするもんじゃねえな。」
ぼやけた視界に映ったのは
ヨレた白衣
黒パーカーに白ズボン
寝癖のついた緑色の短髪
猫のANiMA
黒い瞳
私「ダ、ーカス・・・?」
ダーカス「俺の忠告無視したんだな?」
私「・・・・」
ダーカス「何回いえば分かるんだ。あんたはお嬢様なんだぜ?下手に体壊してもらっちゃ困るんだよ。親父さんに怒られるのは俺なんだから。」
私「別に・・・・今は・・・・いいじゃん・・・・」
ダーカス「あのなぁ・・・4年なんてあっという間だぞ?4年後に公開だとしても、もうちょっと大人しくしてろよな。」
タイガー「4年後に・・・公開・・・だと?」
ダーカス「アチャ・・・・部会者いたんなら早くいえよ。」
ミード「関係ねぇよ。気にすんな。」
私「ゲホゲホッ!!」
ダーカス「とにかくこれ飲め。」
渡されたのはピンク色の液体の入った小瓶
私は受け取って
吐きそうなのを抑え飲み干した。
そしてすぐに眠気が私を襲い
そのまま私はまぶたを閉じた。
ダーカス「一件落着だ。このまま寝かせといてやってくれ。」
少女が眠りについたあと
タイガー「4年後に公開って・・・・」
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!これからも頑張ってください!! (2019年1月6日 22時) (レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
苺香郷 - 更新頑張ってください (2018年12月24日 2時) (レス) id: 64a942dddb (このIDを非表示/違反報告)
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