落ち込むことだって ページ39
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女子「ねぇ、杠葉さんだっけ？御幸くんの彼女って」
廊下で歩いていた時、話しかけられた。
他のクラスの、女の子達に。
みんな、スカートの丈は短く、髪の毛も綺麗にまとめている、おしゃれな子達。
「ぇ、えっと…そう、です…」
女子「へぇ……」
生憎、人も通らないような廊下で、1人だ。
女子2「杠葉さんさぁ、調子乗ってんの？」
「え……？」
女子「御幸くんの彼女になれたからって、新田くんとかにも馴れ馴れしくしてさ。」
女子の視線が、痛い。
睨んで、見下ろすような視線。
女子3「御幸くんも、もううんざりなんじゃない？べったりくっついて来る彼女がいて」
「っ……」
女子「御幸くんのこと狙ってる人なんて腐る程にいるんだから、独り占めしないでくれない？」
嘲笑って来る。
今までべったりくっついていたという自覚がなかった分、急に自分が恥ずかしくなる。
「ご、ごめんなさい…」
女子「謝るなら、もう御幸くんに関わらないでくれる？目障り。」
「っ……」
女子2「なんだっけ？木下さん？あの人も、鳴ちゃんに馴れ馴れしくしてるよね。ほんと、2人揃って目障り。」
「っ、雛のこと、そんなに悪く言わないで！」
女子3「うるさい！とにかく、御幸くんにもう近寄らないで！関わったら、木下さんにも何するか分かんないよ…？」
怖いくらいに笑いながら、女子達は私の前を通り過ぎて行った。
「っ……」
やっぱり、私じゃ一也くんに釣り合わない？
舞い上がって、べったりしすぎた？
ダメだ。怖い。
＿＿少し、距離を置こう…
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みくる(プロフ) - 柚木なずなさん» ありがとうございます！ユーフォ担当だったんですね！ユーフォの音色凄く好きです！ (2020年7月20日 17時) (
レス) id: 4e9f5b28a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚木なずな - ｷｭﾝｷｭﾝありがとうございます！ユーフォ担当だったので､少し登場して嬉しいです！これからも、楽しみにしてます! (2020年7月19日 23時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みくる | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mikuruhomupe/
作成日時：2020年6月6日 15時
