告白 ページ4
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男子「ずっと杠葉先輩の事好きでした!……付き合って下さい!!」
「……ごめん」
告白をされるのはこれが初めてではない
相手が一生懸命言ってくれているのに、私の好きな人はこの人ではないから断る…
それも中々辛い事であって、俯いてしまう
男子「…ですよね。分かってました。こうなるって」
「え……?」
素直に納得したのを聞いて、顔をあげる
男子「喋った事もないのにいきなり告白されて、1番困るのは杠葉先輩なのに…」
驚いた。こんな風に言ってくれる人なんて今までいなかったから
「……いいんだよ。だって…好きになっちゃうのは仕方ないこと…だから…」
男子「…ありがとうございます」
男の子は、ふわっと微笑んだ後、その場を去って行った
「ただいまー…」
教室に帰って、席に力無く座る
雛「おかえりー」
雛が私の席に寄ってくる
雛「やっぱ告白だった?」
「……うん、まぁ…」
雛「断ったの?」
「……うん。でも良い子だったよ、あの子」
雛「お!じゃああの子にも脈有り?」
「雛、やめて」
雛「ごめん」
倉「杠葉断ったらしいな」
御「…………」
倉「そんな心の底から安心した顔すんなって」
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みくる(プロフ) - 柚木なずなさん» ありがとうございます!ユーフォ担当だったんですね!ユーフォの音色凄く好きです! (2020年7月20日 17時) (レス) id: 4e9f5b28a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚木なずな - キュンキュンありがとうございます!ユーフォ担当だったので、少し登場して嬉しいです!これからも、楽しみにしてます! (2020年7月19日 23時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みくる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mikuruhomupe/
作成日時:2020年6月6日 15時