幼馴染み ページ13
.
?「おーいA〜」
「うげっ……」
私を呼ぶ声が聞こえて、本を読んでいた顔を上げる
?「うげってなんだうげって」
「予告無しで来ないでよ…」
?「なんだよー!大好きな幼馴染みが来てやったっていうのに!」
「別に大好きじゃない!」
?「またまた〜」
私の前ではは、と笑っているのは幼馴染みの新田凪だ
部活も一緒で、担当はトロンボーン
「…で、何?凪」
凪「ん?暇だから来ちゃった」
「来ちゃったって……」
凪「あ、そういえば今日夕飯俺の家だって」
「えー…」
凪「ハンバーグだって」
「ハンバーグ!?…ぁ…あっそ…」
大好物のハンバーグという言葉を聞いてテンションが上がってそう言ってしまった後、しまったと思いながら気のない返事をした
凪「ははは!お前ハンバーグ大好きだもんな!」
「う、うるさい!黙って凪!!」
凪「いいじゃんか別に、可愛いよ」
「うぅ……」
頭を抱えて下を向くと、頭を撫でられた
「またそうやって子ども扱いする…」
凪「だって妹みたいだし」
「どうせ私はいつまでも子どもですよーだ」
凪「ごめんごめん、拗ねんなってA」
私が何を言ってもずっと笑っている凪
なんなんだこいつは
雛「今日も仲良いね〜、そこの幼馴染みコンビは」
そこに雛が来た
「コンビにしないでよ」
凪「俺の事大好きだから?あ、もしかして彼氏にしたい感じ?」
「それは絶対ないから安心して」
凪「俺はいつでもウェルカムだからな」
「黙って凪」
凪「……こいつさ、俺にだけ辛辣なんだけど」
雛「新田の事大好きだからなんじゃないの?」
「……もう2人とも黙って!!」
珍しく荒げた私の声が教室に響いた
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みくる(プロフ) - 柚木なずなさん» ありがとうございます!ユーフォ担当だったんですね!ユーフォの音色凄く好きです! (2020年7月20日 17時) (レス) id: 4e9f5b28a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚木なずな - キュンキュンありがとうございます!ユーフォ担当だったので、少し登場して嬉しいです!これからも、楽しみにしてます! (2020年7月19日 23時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みくる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mikuruhomupe/
作成日時:2020年6月6日 15時