なないろ［短編］

始まりはキス2〈4〉 ページ5

頭が真っ白になり、



何が起きているのかわからない。






女子達の悲鳴が聞こえる。





唇が離された。









「は、い、？」






すると強引に腰を引き寄せられ、







「これ、今日から俺んのだから、よろしく」








と、今日聞いた草川拓弥の声中で1番大きな声でいった。




「な、に、いって」





「行くぞ」





手を引かれて教室を出た。




何が起きたのかわからないい




目が点のまま手を引かれ

ついたのは人気のない廊下。





「ん、ここら辺でいいだろ」




やっと正気に戻る。






「ちょ、あんたね！」




「怒ってんの、？」




「怒ってんのって、」



「じゃあごめん」



「じゃあって…どーゆーつもりなんですか？」



「どーゆーつもりも何も、好きだよ、AA」



「は、な、い、いつから」



「んーこの前」




「この前っていつだよ…」




「信じれない？」




「信じてないから聞いてるの、しかもあなたの言う好きはきっと世間が言う好きじゃないと思う」





「信じてくれないと思って、さっきキスした」




「キ！…キス…」





ファーストキスだったんだけどなあ





「ってことで、これからよろしく、彼女」




「か、彼女って、ちょ、ま、」




「俺今日早退すんの、サボっるのばれる前に帰りたいから、じゃ」



行ってしまった。





「ええ…」






波乱な学校生活の予感。






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短編集っていつも終わり方が難しくて、、

勉強中です。


今回のタクヤ編すごく長くなってしまいましたが、個人的にすごくお気に入りなので、いつか長編にしてみたいですねえ！

まぁ忘れてるかもだけど笑


ではではお邪魔しました。

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