【あんスタ】アイドル科唯一の女子3【ツキウタ。】【ツキプロ】 (ページ1)

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最終章ページ1

パチリと目が覚めた.

『 …そっか…昨日… 』

昨日突然LIVEを行ったあたしは寮に戻ると同時に寝落ちをした.
夜にぃの顔を見て安心して魂が抜けた様にストンと眠りへ落ちたんだった.

『 …よし,頑張るぞ』

制服に着替えて髪を結ぶ.
ネクタイを結び鏡の前で一回り.
問題は無しっと.
ブレザーを羽織り共有ルームを覗くと朝ごはんの準備をしている最愛の兄がいる.
今日も拘りの味噌汁を作ってますなぁ.

『夜にぃ,行ってくるね! 』

夜「え!? ご飯は!? 」

『今日はいらない! 友達と食べる約束してるから! 』

それだけ伝えてエレベーターに乗り１階へ降りるとロビーにいる山田さんに挨拶をして自動ドアを出た.
うん,いい天気だ.

『おはよ,あんず』

あんず「おはよう,叶望ちゃん」

鉄仮面女子であるあんずと打ち合わせをしながらカフェでモーニングを頼む.
何故あんずかって? プロデュースしてもらってるからだよ.
昨日LIVE直後に話があるって言われてそこで時間と集合場所だけ予定は建てていた.
うん,やっぱりあたしは天才だ.

あんず「それじゃあ…やってもらっても大丈夫? 」

『勿論. 寧ろそんな面白い話断るわけがないじゃん』

Trickstarと対バンだなんて.