64話 ページ36
「 あっ,あの! 文月Aさんですか!? ですよね!? 夢ノ咲の王子様って言われてる…! 」
『 えーと…夢ノ咲に文月Aって俺しかいないと思うから俺で合ってると思うけど…王子様は初めて聞いたなぁ… 』
小さなお土産屋さんでみかと一緒に先輩達へのお土産を選んでいると背が低い(一般的JKの身長ですが)女の子2人が声をかけてきた.
どうやら俺の事を知っているみたいで.
「 今,ネットで荒れてましたよね…. あ,でもそのアカウント凍結されたんですよ! ほら! 」
『 えっ,そうなの? 』
そもそも凍結ってなんだろう.
怖いなぁ…最近のインターネットは凍るのか……あ,フリーズみたいな感じかな?
あれ? これじゃ意味一緒じゃ? ん?
「 あんなの気にしなくていいと思いますっ! AさんはAさんのままで良いんですから! 」
『 ……(なんかよく分かんないけど)ありがとう 』
みか「 ……ぁ…Aちゃん! みんな待ってるから行こ! 他のとこにもええのあるかもしれへんし…な? 」
『 おー,それじゃあ,二人とも気をつけてね 』
「 はい! 」
行きのように手を引っ張られて皆と合流し町並みを見ながらゆっくりと歩いてる.
金平糖を食べている北斗を見つけたけれど可愛すぎて声をかけれなかった.
『 あ,そういえば 』
あんず「 なぁにAちゃん 」
『 アカウント凍結ってなに? 』
真緒「 は? 」
嵐「 あら… 」
あんず「 …ッ 」
『 さっき女の子達がネットが荒れるとかアカウント凍結とか言って画面見してくれたけどどうもネット社会には弱くて…全然わかんなかった 』
目を見開いていた凛月の目がいつもの様に気だるげな目に戻ると俺の顔に顔を近づけて白い人差し指を口に当てた.
凛月「 王女様を傷つけると騎士から復讐される…ってコト 」
『 ……???? 』
嵐「 もう! 凛月ちゃん! 難しく言うとわかんなくなっちゃうでしょう? Aちゃん,アカウント凍結って言うのは悪い事してるからそのアカウントを使えなくするっていうことよぉ 」
『 へぇ. ありがとう嵐. 凛月ってば例えが童話過ぎて分かんなかったから助かったよ 』
凛月「 童話は酷い 」
『 だってそうだろ? って真緒〜? 』
真緒が立ち止まっていたから振り返ると冷めた目をしていて何かを考えていた.
そんなに童話について真剣に考えなくても…
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紅蓮華 - 落ち決まってなかったらアンケートで名前上がった全員書けば良いんじゃないですか?これからも頑張ってください! (2020年3月19日 14時) (レス) id: 1fa4972d94 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - ゆぅあ(o・ω・o)さん» ありがとうございます! そう言っていただき光栄です! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅあ(o・ω・o)(プロフ) - ひかえめにいって好きです!がんばってください! (2019年4月27日 19時) (レス) id: e4352aec9e (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - 夜月さん» ハラショーさんで合ってますよwww めちゃくちゃ好きでお名前と容姿をお借りしました(土下座) (2019年2月11日 21時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 最後急にえりちが好きです。とか言い出したから「あれ?どっか飛ばしたかな?」と思って再度読み返したら綾瀬絵里って出てきたから、「え?えりち?金髪青眼のハラショーさん??」ってビックリしました。え?合ってる? (2019年2月9日 2時) (レス) id: 4a6cf1e43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーずまりー | 作成日時:2018年1月23日 5時