あれ、逆ハー狙ったんだけど思ったのと違う2【あんスタ】

65話-鳴上嵐side- ページ37

「 危なかったわねぇ 」


楽しそうにみかちゃんと写真を撮っているAちゃんを見て本当に周りに聞こえるくらいの声で呟いた言葉は安堵の言葉.

だってそうでしょう?
もしアタシ達がやっている事がAちゃんに知られたら軽蔑どころで済まないもの.


凛月「 まぁ…その女子高生達も悪気があったわけじゃないしね…ふぁふ…ねむ… 」

真緒「 俺たちが気をつけても周りがこうだとなぁ… 」

「 だとしても,もう二度とあの子を傷つけるワケにはいかないの 」


アタシ達の不注意であの子は傷ついてばかり.
きっともうボロボロに違いないのに.


「 絶対に…守ってみせる 」


きっと何も知らない人達からすればなんでアタシがここ迄彼女を守ろうとしているのか分からないんでしょうけど.


この計画に参加してる子達には説明しているけど,事の発端は全てアタシが悪いのよ.

アタシが……アタシが,あの子にAちゃんの情報を与えた.
だからこんな事が起きてしまった.

全部アタシのせいなの.


「 罪滅ぼしくらい,させてちょうだいよ 」

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