13話 ページ16
『わりぃ、あんずいるか?』
「あんず? あれ…さっきまでいたんだけどなぁ…」
丁度廊下にいたトリスタに聞いたらスバルが首を傾げながら2-Aの教室を見る。
北斗も真緒も不思議そうな顔をしていた。
「最近のあんずちゃん、ちょっと怖いんだよね…なんていうか、近寄るなオーラが出てて…」
真が俯きながら最近のあんずの様子を俺に伝えた。
そしてそれに同意する他メンバー。
『そっか、俺もあんずに話を聞いてみるよ。あ、そうだ。トリスタ全員いるし伝えとくな。多分今朝の宙…ゲー研の1年が襲われた事件は知ってるだろ?』
「あぁ。校内ではその話ばかりだからな」
『俺さ、思ったんだけどこの校舎には俺とあんずとアイドル科以外入ることは不可能なんだよ。だからもしかすると犯人はアイドル科の人間の可能性が高い』
俺がここまで言うと全員が察した。
理解が早くて助かるとこの時は思った。
「簡単に言うと気をつけろってことだな? でもAだって気をつけろよ? そんな言葉使いや体力があっても女なんだからさ」
「衣更君、サラッとイケメン発言…!」
真緒がそう言いながら俺の頭を撫でた。
普段撫でる側だし撫でられても兄貴達以外にはされた事がないからちょっとだけ嬉しいし照れくさい。
『おう、気をつける! じゃ俺翠達1年の所行ってくるな!』
「ほんとに気をつけてね、Aちゃん…!」
トリスタに見送られながら普段走らない廊下を走った。
「ねぇ、今朝のゲー研1年に酸をかけたのって、アンタでしょ? あんず」
「……あはっ、やっぱくると思ってましたよ
────瀬名センパイ♡」
──そしてまた事件は動き出す──
あけましておめでとうございます！
やっと、ログインできて、やっと更新したらシリアス！！！
瀬名泉はいったいどうなるのか…！！？
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ろーずまりー(プロフ) - Knights を護る騎士でいたかったさん» ありがとうございます！画面がなかなか反応しないから気づきませんでした……！ (2017年12月13日 22時) (
レス) id: e56acca466 (このIDを非表示/違反報告)
Knights を護る騎士でいたかった(プロフ) - 青葉君の名前変換間違ってますよ〜！正しくは[つむぎ]です！ (2017年12月13日 22時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - わしゃもさん» 逃げ切れるかは夏目くん次第かもしれない……！ (2017年12月6日 21時) (レス) id: e56acca466 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - 脳内パラレルワールドさん» 大丈夫、宙くんには夏目くんという強い味方がいる、はず… (2017年12月6日 21時) (レス) id: e56acca466 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - ｐ−−さん» わ〜ありがとうございます！頑張りますね〜！ (2017年12月6日 21時) (レス) id: e56acca466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろーずまりー | 作成日時：2017年12月2日 1時
