社長の娘は魔法使い 第二弾

紅「59話じゃぞ、のう、鏡花は其方と居て幸せかえ？」 ページ14

乱「暇だ〜外出たいぃ〜」


私は守勢側で待機しているがさっきからお兄ちゃんが暇暇煩くて困ってる


与「今出たらマフィアか組合に頸を捥ぎり取られちまうよ」


福「監視映像に異常は無いか」


与「今の処は退屈な映像ばかりだねェ」


福「この講堂は通常入り口が存在せず侵入は地下の廃炉線を通る他無い」


貴「故に敵兵が侵攻して来た時、路線内の監視映像によって事前にそれとしれる」


与「道中は罠も満載だしねェ。


この地形で侵略戦なんて余程の大軍隊でもなきゃ二の足を踏むさ」


乱「戦争なんて退屈だよ！駄菓子の備蓄は半日で尽きたし……」


すると何か思いついたようで


乱「与謝野さん、これで花札やろう」


与「おやおや、何賭ける？」


しかしお兄ちゃんは画面を見たまま目を開き固まる



与「如何したンだい？」


乱「社長、攻勢を呼び戻した方が良いよ」


福「敵か？襲撃規模は何人だ？」


乱「一人だ」


ああ、此奴は


ーーーー


与「監視映像、弍番と伍番が停止」


福「自動迎撃銃座を起動せよ」


しかし銃弾は"ソイツ"を傷つける事は無かった


貴「意味無いよこんなの」


中「特使の摂待役がこんな木屑(デク)とは」


前にも会ったな……


ポートマフィア幹部、中原中也


中「泣かせる人手不足じゃねえか、探偵社。


生きてる奴が出て来いよ


乱「社長」


福「お前も私と同意見か」


旧晩香堂前 線路上にて_____


中「たった三人か、見縊られた話だぜ」


与「探偵社は事前予約制でねェ、対応が不満なら余所を中りな」


中「マフィアが敵拠点で暴れるのに予約が要ると思うか？」


賢、貴「はい！要らないと思います！」


中「あ！テメェあの時の！」


貴「此間振りだね」


中「お前キャラどうした」


与「Aは賢治と要ると天然になるんだよ。


まあ、賢治とAの云う通りだよ、暴れたいなら好きにしな。


けどアンタは暴れに来たんじゃない。


だろ？」


中「ほう、何故そう思う？(白髪も変わってるなぁ」


貴「ウチは探偵だからね、訪客の目的位、一目で見抜けなくてどうするの」


中「お宅の社長は？」


貴「そこだよ」


私がそういうと与謝野先生が防犯カメラを指差す


中「うちの首領(ボス)からお宅らに贈品(ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ)だ」


福《此は……


組合の団員？》


中「奴らを"餌"で釣った。


現れる場所と時間も此処に書いてある。


煮るなり焼くなり御自由にどうぞ」

貴「私は鏡花じゃ無いから判らないけd「幸せ」……だって」紅「そうかえそうかえ、二人共愛いのお」貴「え？」鏡「60話」→←谷「58話ですよ。ナオミ辞めてあげた方が「あら、口答えするなら」イエナンデモゴザイマセン」ナ「フフーン」

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