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谷「58話ですよ。ナオミ辞めてあげた方が「あら、口答えするなら」イエナンデモゴザイマセン」ナ「フフーン」 ページ13

貴「気持ち悪く、ないんですか?」


つい云ってしまった


太「なぜだい」


貴「だって、異能力でも無いですし、化け物みたいで_____」


太「あのねぇ、異能力じゃなくても能力は能力なのだから変わらないだろう。


その様子だといじめられていたのだろうが、異能力者も同じ一般人から見たら化け物だろう。


差別する理由なんて何処にあると云うのだい?」





そっか


貴「そう、ですよね。


ありがとうございます」


太「しっかりしてくれ給えよ?武装探偵社社長の娘さん?」


貴「娘と云うだけで、他は変わりませんよ」


太「詰まらないねぇ」


そうして私達は旧晩香堂へ向かった


旧晩香堂にて_____


私達は旧晩香堂に集まりそこで待機していた


やっと来た


貴「お父さん」


福「皆聞け。


嘗て_____


三日か二日前には戦争を免れる途は在った。


しかしその途も今や閉ざされた。


社の鏖殺を謀るマフィア、社の簒奪を目論む組合。


この両雄より探偵社を守らねばならぬ。


太宰、説明を」


太「はあい。


組合は資金力に、マフィアは兵の頭数に優れます。


正面から搗ち合えば探偵社と雖も脳天が弾け飛びます。


そこで我々は人員守勢と攻勢に分割し奇襲作戦で姑息に抗います。


守勢の要は何と云っても此処で与謝野先生を守る事。


先生の治癒能力があれば死なない限り全快出来ますからね。


嬉しいかは別にして」


皆んなあからさまに顔を歪めて、それ程厭なんだねえ(他人事)


守勢_____

福沢・乱歩・与謝野・賢治


太「そして_____


攻勢は二組に分割、谷崎君の隠密能力と」


攻勢「甲」

国木田・谷崎


太「私の異能無効化で敵の横あいを叩く」


攻勢「乙」

太宰・敦


貴「待って私は?」


太「ああ、Aちゃんは、最初は守勢に居て、途中から攻勢に回って欲しい。


甲と乙、どちらにどのタイミングで行くか、それはそちらの判断に任せる」


しかしお父さんとお兄ちゃん以外は疑問符を浮かべている


敦「何故Aちゃんはその様な配置なのですか?」


貴「云って良いですよ」


太「判った、Aちゃんは魔法使いだ、私でも無効化出来ない。


その中には攻撃系防御系があり、そして時を止める事も出来る。


だから、何かあった時に直ぐに駆けつけて貰う。


質問は抗争が終わってからね。


時間無いから話戻すけど、この戦の肝要は、この拠点隠匿する事です。


敵の異能者が総出で此処に雪崩れ込まれると守勢が持ちませんから」

紅「59話じゃぞ、のう、鏡花は其方と居て幸せかえ?」→←貴「いやですからね!あ、57話です」


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宇楽 麗華 - ありがとうございます!はい!頑張ります! (2019年4月20日 13時) (レス) id: c7e6be6791 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年4月20日 0時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宇楽 麗華 | 作者ホームページ:Kataheyumi  
作成日時:2019年4月1日 18時

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