神様は泣いた

じゅうきゅう ページ26

敦達が行っちゃってから私は暇で暇で仕方なかった。


さっきのおにーさんにとって私の能力は役に立ったのかなぁ……


人に色々されたけど、敦達みたいに良い人達だって居るって、私は信じてる。


十人十色


でなきゃこんな言葉は出来ていない。


神社はこんなになっちゃったけど、村では色んな人が死んじゃったけど。


でも、敦達は人を救おうとしてる。


あの村も、中には照達みたいに良い人達だって居る。


だから、私は諦めない！









そう心に決めた途端、何故か眠くなった







探偵社にて_______

No side

その頃探偵社は、村に行くメンバーを確認していた。


国「……で、行くのが

俺、太宰、敦、ナオミ、谷崎、鏡花、賢治、与謝野医師

…………と」


太「うん」


敦「あの、多くないですか？」


国「社長の命令だ」


太「大人数って云ってたからねぇ♪」


敦「……そもそも、何で社長は村の事にそんなに気に掛けているのでしょうか」


国「そりゃあ、ヨコハマにも危険が及ぶ可能性があるから_______」


敦「そうですが、でもそれは月影ちゃんが来てからですよね？


でも社長、月影ちゃんの神社にも自ら出向いて居ましたし……」


太「ふむ、何か裏がありそうだね」


国「兎に角、今は依頼に集中しろ。


問題はそれからだ」


一同「はい！」

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