上弦 ページ32
累side
累
「……俺たちには?ってことは」
飄々とした鬼
「累様から見てもお身体に何も
変わりようがないのはわかりますね?」
……確かに、僕から見たら変わらない
変わらず異常なまでの白い身体
なのに
累
「変わらない……でも、鏡に写ってる僕は」
人間だった頃の僕
飄々とした鬼
「俺の血鬼術でこう認識出来るように
なってるんです!」
認識出来るように?
無惨
「どういうことだ?」
飄々とした鬼
「そうですね、簡単に言えば
術をかけた人、又は鬼の周りにいるモノは
かけられたその者のを俺が認識させたいモノ
にですね……」
累
「もっと分かりやすく言って」
飄々とした鬼
「えと、俺が累様を人だと周りに
思い込ませる血鬼術をつかいました
……まぁ、俺が術で周りのモノに
こう認識しろ!って術を使えると
覚えていただければいいです……ハイ」
……ふーん
以外と便利そうな血鬼術だな
でも
累
「お前、ちゃんと喰べてる?」
飄々とした鬼
「…喰べてますよ、肉なら」
累
「なら、なんでこんなに弱いの?」
飄々とした鬼
「うぐっ…んー、首を切り落とさないで
下さいね?
この糸退けて下さい」
累
「どうしようかな」
飄々とした鬼
「えぇ?そんな困ります」
ベベン
琵琶の音が響いた
鳴女
「お連れしました」
無惨
「遅かったな何をしていた?」
童磨
「俺は信者達と……」
あれが上弦
無惨
「お前はいい他の者」
……あれ?
童磨
「えぇ???」
上弦の二がハブられてる……
玉壺
「それはそれは素晴らしい作品を
作っていました」
堕鬼
「わ、私は、美しい者達をこれでもかと
言うほど腹にですね」
妓夫太郎
「堕鬼は、頑張って一人で
ですねアレも出来るように……」
堕鬼
「ちょっと!兄さん、何勝手に!」
半天狗
「わ、儂は」
……
……
……なにこれ
飄々とした鬼
「なんでしょうかねこれ」
黒死牟
「……?お前は…
見ない顔だが一体何故ここに…」
飄々とした鬼
「もしかして俺ですか?」
いや、お前以外に誰がいるの?
累
「もしかしなくてもお前だと思うけど」
黒死牟
「…!子供……?」
童磨
「おや?もしかしなくても
人間じゃないか!
まだ小さい子供だ可哀想に
……喰べるんだろう?」
飄々とした鬼
「え、あ、えと、ん?」
童磨
「違うの?
じゃあ、鬼にするために
連れて来たとかで…」
飄々とした鬼
「この子、下弦の伍
累様ですよ童磨様!」
童磨
「…え?」
飄々とした鬼
「だから!鬼ですよもともと」
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ゆめのなか(プロフ) - はーちゃんさん» コメントありがとうございます!頑張って続き書きますね! (2020年4月29日 21時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 続き待ってます!! (2020年4月29日 20時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 獪岳がイケメンだぁぁぁ!!!! (2020年4月29日 11時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - ミクさん» コメントありがとうございます!これからどうなるかドキドキですね (2020年4月28日 10時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 可愛いなぁwww (2020年4月28日 8時) (レス) id: a9cc5a3073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2020年1月15日 21時