呼ばれた ページ31
〜無惨様が炭治郎と会った後に
遡ります〜
累side
今夜、なぜか下弦の中で
僕だけ無惨様に
呼ばれた
……それにしても
無限城にはできるだけ来たくない
家族の側を離れたくない
だって僕らは家族だから…
離れるなんてありえない
ずっと一緒に居なくちゃね…
鳴女
「此方でお待ちください」
累
「……あの御方はいつ頃、お着きになるの?」
鳴女
「……後、半刻ほどかと」
累
「そう」
結構、時間あるな
…ひまだな
……
……
……
無惨
「累、今日お前を呼んだ意味は
分かるか?」
累
「いいえ、わかりません
何か、不手際でもありましたか」
無惨
「…いいや、ない
だがお前に紹介したい者がいる」
累
「紹介したい者ですか?」
無惨
「そうだ…
来い、累に紹介する」
???
「はい、今参ります」
無惨様に呼ばれて出てきた鬼は
飄々とした声で答えた
無惨
「累、此奴の血鬼術をお前に
試しす拒否権はない良いな」
累
「はい」
無惨
「……では、始めろ」
飄々とした鬼
「はい、ではいきますよ!」
…
…
……?
何か変わった?
何もされてないような…
よく見ても、いや、よく見なくても
あの鬼の目には数字が刻まれていない
十二鬼月ではない
まさか上手く血鬼術を出せなかった……のか?
…あの鬼、死んだな
無惨様の前で失敗するなんて
無惨
「……ほう、やはり直に見るのは
新鮮だな」
飄々とした鬼
「いや〜、成功して良かったです!
累様もどこか悪いところないですか?
何か異常があったら言ってください」
異常どころか何かしたの?
累
「……別にどこも悪い所なんてないよ」
無惨
「鳴女、上弦の鬼全員を呼べ
今すぐにだ」
鳴女
「承知致しました」
ベベン
上弦の鬼全員!?
累
「あの、僕はどうしたら」
無惨
「累、お前は上弦の鬼が来るまで
此処で待機していろ」
累
「はい、わかりました」
成功って何が成功したんだろう
別に見た目も何も変わってない
無惨
「累、少し触るぞ」
え???
無惨様が顔を近づけてくる
軽く体を触られる…興味深そうに
累
「あ、あの、一体何が」
無惨
「そう言えば、貴様これは累からは
確認出来ないのか?」
飄々とした鬼
「確認ですか?なら、鏡を使えば
すぐにでも確認出来ますよ!
ほら、累様!
今、こんな感じです!」
……え
累
「なに……こ…れ?」
そこには人間だった頃の僕が
鏡に写っていた
飄々とした鬼
「俺達にはこの鏡に写ってるのと
同じに累様が見えてます!」
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ゆめのなか(プロフ) - はーちゃんさん» コメントありがとうございます!頑張って続き書きますね! (2020年4月29日 21時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 続き待ってます!! (2020年4月29日 20時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 獪岳がイケメンだぁぁぁ!!!! (2020年4月29日 11時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - ミクさん» コメントありがとうございます!これからどうなるかドキドキですね (2020年4月28日 10時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 可愛いなぁwww (2020年4月28日 8時) (レス) id: a9cc5a3073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2020年1月15日 21時