何も知らないだけ ページ23
見知らない天井がそこにあった
沙代
「か……かいがくお兄ちゃん…!」
沙代が泣いてる?
うぅ……!頭が割れるように痛い!
早く、行冥さんを助けないといけないのに…!
獪岳(A)
「……うぅ……!ぎょ……めいさ……」
沙代
「…!かいがくお兄ちゃん…!よかっ…!
いきて……て、うぅ……わあぁぁん…!」
沙代、そんなに心配させてゴメン…!
沙代
「ぎょ……めいお兄ちゃん、ど……しよ
づれてかれ……さよ、さよのせぇ……
うぅ……しんじゃ、しんじゃうの?やぁ……!」
沙代の涙が止まらない……
獪岳(A)
「沙……よ、だい……丈夫だから……
俺がなんとかするよ…!」
沙代
「で……も!かいがくお兄ちゃん、
け……が……してる……!」
獪岳(A)
「大丈夫!必ず……ぎょ……めいさん
助ける……から!」
沙代を少しずつ説得した
それと、此処は、何処で、
行冥さんは何処に連れてかれたか
聞いてみた
沙代
「ごめ……なさ……!ぎょ……めいお兄ちゃん
どこ……わからな……いの……」
ガラッ
襖があいた
見知らぬ男の人
「…!良かった!目を覚ましたんだね!
おーい!おまえ!
怪我してた子が目を覚ましたぞ!」
ぇ?だれ……?
見知らぬ女の人
「まぁ!あなた、本当に?
良かったわ!怪我が酷かったから
とても、心配だったのだけれど……」
とても心配そうに見つめてくる
見知らぬ人達……
見知らぬ男の人
「寺であったことは、聞いたよ……
あんな人でなしと一緒だったなんて
とても怖い目にあったんだろう?
大丈夫、此処は安全だから!」
違う
見知らぬ女の人
「そうよ……私達が守るわ!
貴方達を酷い目にあわせたりしない!
これからは、貴方と沙代ちゃんと私達で
幸せに生きていきましょう!」
そうじゃない…!
行冥さんをそんなふうに言うな!
分かってる……この人達は
本当に何も知らないだけだって!
見知らぬ男の人
「アイツは、明日、処刑される
らしいから!」
…!
見知らぬ女の人
「…!あなた!子どもの前で
なんてこと言うの!!」
早く、助けに行かなければ!
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少女 A.(プロフ) - クズって、例えそうだとしても、好きな人からしたらいい気しないね (2022年2月13日 3時) (レス) @page42 id: 122e0d784c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - ???さん» コメントありがとうございます(^-^)/そうですよね!何処に行ったか気になりますね(^-^;今出てる6に頑張って何処に行ったか説明しようとしてます (2020年9月12日 8時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
??? - この小説の場合、夢主転生前の獪岳の精神?というか意識?はどこいったんだろう… (2020年9月12日 1時) (レス) id: 3fe878a41d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 蓮さん» 一応、可愛そうも可哀想も意味合いは同じですよ|ω・)ノ (2020年1月12日 14時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 自己紹介の可愛そうってあってますか?違ってたらすいません (2020年1月12日 11時) (レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2019年8月27日 21時