あやかし１４９【戻る】 ページ31
羽衣狐がリクオに話しかけた。
羽衣狐「リクオ、こんなところにいていいのか？」
リクオはハッとして、晴陽にの傍に駆け寄る。
リクオに続き、皆も晴陽に駆け寄る。
状況を知らない人たちは晴陽の姿を見て驚く者、泣く者もいた。
晴陽の口には吐き出した血。
そして、右腕がない。
首無「晴陽様…右腕が……」
貴「後悔は、してないよ。」
鯉伴達は驚いた。
さっきまで人形のようになっていた晴陽が普通に話しているのだ。
よく見ると、瞳に光は戻り、胸にあった七芒星もない。
鯉伴たちの知っている晴陽に戻ったのだ。
貴「右腕がなくなっても、皆が生きているから…。
皆を護れたって証になるから、後悔はしてない。」
鯉伴「バカやろー。オレたちは嬉しくねえよ。」
鯉伴達は泣きそうな顔だった。
晴陽は困った顔をした。
貴「そんな顔しないでよ。オレは、皆にそんな顔をしてほしくて護ったわけじゃない。」
イタク「お前を見れば嫌でもこんな顔になんだよ。」
貴「あはは、イタクはやっぱ手厳しいや。」
リ「良かった。兄さんが生きてた。」
リクオは泣いている。
リクオは晴陽の着物の裾を掴んでいる。
貴「リクオはホント、昔から泣き虫だな。」
晴陽は左手でリクオの頭を撫でる。
貴「リクオにはカッコ悪いところを見せちゃったな。ごめんね。」
リ「そんなことないよ！兄さんは、いっつもカッコいいよ！！」
貴「それは…良かった…。」
晴陽は眠った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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レイ - 何回も何回も読み込んでいます！ぬら孫大好きですが、貴方のオリジナルが入ったぬら孫はもっと好きです！！これからも頑張ってください！応援してます! (2019年11月7日 19時) (
レス) id: e94d09b91f (このIDを非表示/違反報告)
ゆえりぃと(プロフ) - kanaさん» ありがとうございます！2年ほど前に完結させたものですが、まだぬら孫需要あるんですね、泣きそうなくらい嬉しいです。これこらも頑張ります！ (2018年4月1日 0時) (レス) id: 9699ff6707 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - どの小説を見ていても、やっぱりこの小説が一番心に残ります！これからも頑張ってください！ (2018年3月31日 22時) (レス) id: 02ef143f5f (このIDを非表示/違反報告)
可憐 - 今まで小説を読んできたけどこの作品が一番面白かったです！！！ これからも頑張ってください！！ (2017年4月5日 10時) (レス) id: 27153981ff (このIDを非表示/違反報告)
如月龍雅(プロフ) - すごく感動しました！また、オリジナル持つかいながら、こんな良い作品が作れてて、すごいと思います！また、何か、小説をつくるので、あればみてみたいです！(*^_^*) (2016年1月10日 1時) (レス) id: c52e92d004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえりぃと | 作成日時：2014年11月18日 22時
