紅い眼の陽炎

２話 ページ4

ＮＯside

二人と何者かは貨物自動車に轢かれ黄泉の国へ運ばれる−−−


筈だった。



貴「ん…？あ、あれ？此処何処？」



最初に目を覚ましたのはA。

そして目を覚ましたAの前に立って居たのは−−−−、




白衣を纏ったおっさんだった。←

其れを見たAは思わず口を開きこう云って
身を引いてしまった。



貴「気持ち悪い」←←

？「非道いｯｯ！！」←

貴「いや、だってさぁ、あれでしょ？



裸エプロン的な奴でしょ？」←

？「如何(どう)して君がその単語を知っているのｯ！
設定見返して見てよ！純粋でしょ君？！」←←

貴「メタイよ」←


カノ「何してんのAちゃんたち…(汗」

エネ「先刻迄(さっきまで)の雰囲気と
全く違う気がするのですが…」←

カノ「エネちゃんもメタイよ」←



この謎の雰囲気を断ち切る様にこほん、と
咳払いをする謎のおっさん…←



？「き、気を取り直して、初めまして！私は
神様だよ！崇めよ！皆の衆！
はっはっはっは！」←

貴「で？ぼ…私たちは如何成(どうな)るの？」



と華麗に聞き流(スルー)したAを見て
爆笑する鹿野とエネ。

完全に混沌(カオス)である。←



髪←「え、えっとね、実は私、間違えて君たちをぶっ殺 しちゃった←から
お詫びに別の世界に連れて生きたいんだ〜」

エネ「ノリ軽くないですか？」

カノ「てか表示には触れないんだね」



暫しの静寂。

ハッとした髪が気づいて表示を変えろと
悲痛な叫びを挙げる。

然(しか)し表示弄りは定番だから遣っておかないと
損だから、と反論するもそれでも変えろと喚く為、
仕方なく変えた。


表示が変わって本題に戻ろうと口を開くも＿＿、



紙←「其れでね〜…って未(ま)だ表示違う！！」



それでも違う表示。←

混乱する紙を見て腹を抱えて笑う二人に
笑うな！と注意するも聞く耳を持たない二人。



貴「正(まさ)に混沌(カオス)」
____________________________
済みません、巫山戯(ふざけ)過ぎました(笑)

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