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ミナト「ねぇクシナ。あの子君の班の子？」
クシナ「あ、ホントだってばね」
「あの、巻き物３つと、これと、これ下さい」
店員「はーい。まいどあり、ヒナちゃん！この間はありがとね！」
「こちらこそいつもありがとうございます」
「あ、クシナ先生と、波風上忍」
ミナト「ん！はじめましてだね、日向ヒナミちゃん。クシナから話は聞いてるよ。知ってるみたいだけど、俺は波風ミナト。上忍師をやってるんだ」
クシナ「あ、今度の任務はミナト班との合同任務だってばね！楽しみにしててね！」
「は、はい！リンちゃんの班と…！あの、ところでお二人は、その、とっても仲がよろしいんですね」
ミナト「うん、クシナはいつも俺を支えてくれるんだ」
クシナ「もうミナトったら！」
ミナト「いてて」
「お二人とも、とっても素敵です。お似合い、っていうんでしょうか…とてもキラキラしてます」
ミナト「ははは、ありがとうね。」
クシナ「んもぅ、可愛い子だってばね〜！」
ミナト「そのおにぎりは…？」
「あ…その、演習場で」
クシナ「へぇ、誰に渡すんだってばね？」
「えっと…オビトくんと、リンちゃんと、カカシくんと、レンくんと、ハヤテくんと…」
ミナト「随分いっぱいだね…！」
「作り過ぎちゃったから…」
クシナ「で、本命は？」
「ほんめい？」
クシナ「いっちばん、喜んでほしい子よ！」
ミナト「こらこらクシナ」
「オビトくん、かなぁ」
クシナ「あのゴーグルの…」
「オビトくんが嬉しそうだと、私も心がポカポカするの。火影さまになるために苦しい修行いっぱい頑張ってるから、良いことがあってほしいの。ずっと応援するって、約束したから」
ミナト「そっか。ヒナミは優しい子だね。きっとオビトも喜ぶよ」
クシナ「良い子だってばね…」
「はい、ミナト先生と、クシナ先生の分」
ミナト「良いのかい？」
クシナ「わぁ、ありがとうだってばね！」
「みんなが喜ぶと私も嬉しいもの。それでは、失礼しました！」
ミナト「やっぱ班に1人は女の子がいると和むもんだよね」
クシナ「そうだってばね〜…ヒナミのおかげで纏まってると言っても過言じゃないってばね」
ミナト「うちのところはかなり男子同士でぶつかり合うからね…リンがいてくれて助かってるよ」
クシナ「わ、梅干しだってばね」
ミナト「美味しいね」
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作者名：瑠威 | 作成日時：2023年4月21日 14時
