38 ページ38
「クシナ先生と、四代目が…？」
猿飛「そうじゃ…すまぬな、ヒナミ」
「いえ、三代目のせいでは、ありませんので…そうだ、ナルト君は…？」
猿飛「生きておる。人柱力になったがの」
「ナルト君に…成る程。承知しました」
猿飛「お主には再び暗部に戻ってもらう」
「ま、待ってください。ナルト君は、どなたが育てるんですか？」
猿飛「暗部が交代で面倒をみる」
「……」
猿飛「お主や、カカシに任せようかとも思ったのだかの…お前たちは優秀じゃ。ダンゾウが手放しなくないと言っての…先の大戦で数多くの忍が失われた今、お前達にしかできないような任務も多々あるのもまた事実なのじゃよ…」
ダンゾウ「当然だ。赤子のお守りなんぞに木の葉の誇る神速の白眼使いを腐らせる訳にはいかん。ミナトの後を継ぎたくば戦場で活躍しろ。それがお前にできる事だ」
猿飛「ダンゾウ…そのような言い方は」
「ダンゾウ様にお褒めいただき光栄ですが私はミナト先生の後を継ぐ気はありません。よほどカカシ君の方が良い。私は、オビト君のように火影に憧れる子たちを守りたい、それだけです」
ダンゾウ「忍に意思などいらぬ。道具だ。お前はワシらの言い渡す任務をだまってこなせば良いのだ」
「……承知、しました…」
射殺しそうな白眼で睨まれたダンゾウは額に汗を浮かべながらもフン、と一瞥した。
「カカシ君」
カカシ「ヒナミか」
「ナルト君を、お願い」
カカシ「どうした？何か上に言われたのか」
「長期里外任務が、入ったの。極秘任務だから内容は言えないけれど、数年は戻れない」
カカシ「なんでそんな…」
「少し、目立ちすぎちゃったかな…」
カカシ「ヒナミは里の人を守る為に頑張っただけなのに…！」
「ううん。だからカカシ君…ナルト君のことお願い。クシナ先生と約束したの」
カカシ「…わかった」
「忙しいのに無理言ってごめん。それじゃ紅ちゃんの所にも」
カカシ「もう行くの？」
「うん。明日だから。ごめんね」
カカシ「そう…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これにて少女編は終了です。
よろしければ評価お願いします。
大人編は星が黄色くなったら書こうかなと思ってます。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←37
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠威 | 作成日時：2023年4月21日 14時
