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「ん……」
紅「ヒナミ……!」
「………」
紅「今看護師さんを呼んでくるわ」
看護師「あなたのお名前は分かりますか」
「ヒナミ…?」
看護師「年齢は?」
「…わからない」
看護師「うーん…何処に住んでる?」
「…わからない」
紅「え…」
看護師「仕事は?」
「…わからない」
看護師「今医者を呼んできます」
紅「まさか……私のことは?」
「あなた、誰?」
医師「記憶喪失の症状が見られます。強く頭を打った形跡がありましたのでその影響かと。戻るといいのですが…家族は」
紅「家から出ていて1人で暮らしてます。四代目に報告してきますね」
医師「わかりました。彼女1人では生活は暫く困難でしょう。これを一緒に火影様に」
紅「ありがとう、ございます…ヒナミ、またね」
「…………はい」
ミナト「記憶障害か…無理もない……とにかくうちで預かるか…?いやでもクシナ1人は…」
フガク「失礼します……」
ミナト「あーー!!」
フガク「何だ…」
ミナト「フガクさんはどうかな?!」
フガク「なんの話だ…勝手に進めないで頂きたい」
紅「ヒナミが……その、記憶喪失になってしまって。家も年齢も思い出せなくて今一時的に助けてくれる人を探してるんです」
フガク「成る程な……ヒナミ君は先の任務の大怪我もあったからな…」
ミナト「それで、どうでしょう!イタチ君とも仲が良かったと聞いていますし!フガクさんなら…」
フガク「ミコトに聞いてからにさせてくれ」
ミナト「わかりました!」
「………………誰」
フガク「成る程な……俺はうちはフガクだ。前にお前の担当上忍をしていた。」
ミコト「私はうちはミコト。あなたは今日からうちの家族の一員になるのよ。よろしくね、ヒナミ」
イタチ「うちは、イタチ。こっちはサスケ」
「……………………私、ヒナミ」
ミコト「さ、うちに帰りましょう!」
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作者名:瑠威 | 作成日時:2023年4月21日 14時