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カカシ「……」
とはいっても実際はクシナとミナトが新婚生活を送るのを毎日眺める日々…
カカシは任務に退屈さを感じながらも今日も監視を続ける。
クシナ「ただいまだってばね〜」
「お邪魔します」
カカシ「?!」
「お魚、冷蔵庫に入れちゃいますね」
クシナ「ありがとだってばね。」
「今日の夕飯ハンバーグでいいですか?」
クシナ「やったー!」
「ふふ、キッチンお借りします」
カカシは段々と香る香ばしい肉の焼ける香りによって空腹に襲われはじめた。
仕方ない。兵糧丸を取り出して口に入れようとした時、後ろから声をかけられた。
「ねぇ、カカシくん」
カカシ「?!」
「ハンバーグ、お肉たくさんあったから作りすぎちゃったの。よかったら一緒に…どうかな。お肉嫌い?」
カカシ「いや、任務中だし」
「クシナ先生の監視なら、中でもできるよ」
カカシ「わかったよ」
「クシナ先生、窓からカカシくんが歩いてるのを見つけたので、捕獲しました!」
クシナ「よくやったってばね!」
「みんなで食べると美味しく感じます…」
クシナ「そうだってばね!あったかくて、楽しいでしょ?」
カカシ「まぁ…」
クシナ「良かったってばね!」
カカシ「俺、食器洗いますよ」
クシナ「ありがとだってばね!」
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作者名:瑠威 | 作成日時:2023年4月21日 14時