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「ご馳走様でした」
クシナ「またね！だってばね」
ミコト「気をつけてね〜！」
「弟君、産まれたら見に来ても…いいかな？」
イタチ「うん…他の班員の人は来ないの？」
「あ……2人は来れないけど、きっとお祝いしてるよ。」
イタチ「わかった。今度は修行、つけてください」
「えっ…あ、うん。いいよ。私教えるの下手だけど」
イタチ「うん」
「ふふ、君が嬉しいなら私も嬉しいな。それでは失礼します」
ミコト「あらまぁ…イタチ、良かったわね。一族以外のお友達、大切にするのよ」
イタチ「はい」
ミコト「でも、ヒナミちゃんの班員の子達はこの間任務で亡くなっちゃったから、頭にいれておいてあげてね」
イタチ「！」
ミコト「そんなに気にしている様子もなかったから、大丈夫よ。強い子ね」
イタチ「強い…」
ミコト「そうよ。親しい人がいなくなっちゃうのは悲しい事よね。でも私達は乗り越えなきゃいけないの。とても辛いけど人はそうやって生きていくのよ」
イタチ「……っ…」
ミコト「あら…想像しちゃったかしら…」
イタチ「ヒナミさんは…すごいです。俺は…きっと立ち直れない」
ミコト「そんな事ないわ、イタチだって強い心を持ってるわよ。なんてったって私の自慢の息子なんだから。きっと乗り越えられる」
イタチ「ほんと？」
ミコト「えぇ、本当よ。だからお友達は大切にするのよ。そうすればいつか、イタチが困った時に助けてくれるわ」
イタチ「友達…」
ミコト「そうよ。ヒナミちゃんは少し年上だけど、仲良くなったでしょう？それに近所のイズミちゃんとか…」
イタチ「みんな…大切にします」
ミコト「えぇ、そうね。」
「カカシくん、お疲れ様」
カカシ「あぁ、ヒナミもお疲れさん」
「四代目が呼んでるよ。行こう」
カカシ「わかった」
「クシナ先生の監視…ですか」
ミナト「うん、2人に頼みたいんだ。交代でも、一緒でも良いよ」
カカシ「わかりました」
「はい」
ミナト「それと、聞いたかい？フガクさんのところにも…」
「次男のサスケくん、ですよね。会いに行きました」
ミナト「早いね！」
「ふにゃふにゃして可愛かったです」
ミナト「そっかそっか！フガクさんのお家には時々行くのかい？」
「はい。イタチくんとお友達なので」
カカシ「友達？子供と？」
「うん。五歳。頭の良い優しい子だよ」
カカシ「ふーん」
ミナト「ん、それじゃあヒナミ、カカシ。頼んだよ」
「「はい！」」
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作者名：瑠威 | 作成日時：2023年4月21日 14時
