【NARUTO】風のようなくノ一の話。 (ページ19)

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猿飛「ワシは三代目火影を退くことに決めた。ヒナミには四代目への代変わりの時に入隊してもらうとするかの」

「はい！」

「オビトくん…私、頑張るよ」

その頃地下では。

マダラ「起きたか」

オビト「うわぁ？！死神？！」

マダラ「俺はうちはマダラだ。運が良かったな、小僧」

オビト「な、なんだこれ？！痛…」

マダラ「首から下げていた守り袋に入っていた丸薬と、この柱間細胞で助かった」

オビト「あ！ヒナミがくれたお守り！」

マダラ「日向一族の秘薬や増血丸が入っていた。よくそんなもの手に入れたな…俺でも手に入れられなかった貴重な品だ。あいつらは頑固だからな」

オビト「ヒナミはすっげー優しいんだ。任務に行く前に俺のために作ってくれたんだって！」

マダラ「お前のような煩いガキに惚れるなど気がしれんな」

オビト「え？誰が？なんで？！」

マダラ「砂利め、日向の娘だ。門外不出の薬を扱えるあたり本家の血筋か…それと阿呆、昔から女子が自らで縫った守り袋を渡すのは好いた男だけと相場が決まっておろうが」

オビト「え、え、えぇぇぇ？！」

マダラ「そんな事も知らんのか…戯けめ」

オビト「なんで爺さんいちいちディスってくるの？！」