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普通瞬身の高速移動は目が追いつかないため危険が伴う。しかし白眼には写輪眼をも凌ぐ洞察力がある。
微細な動きを見るだけで次の行動が予測でき、高速で移動しながらの攻撃を可能とするのだ。
ヒナミの動体視力は訓練によって養われている。クシナの発案で、フガクによって訓練が施され、今のヒナミの目は写輪眼並の動体視力に白眼の観察力が備わっている。
そして基本的戦闘スタイルの体術は日向の家で日頃から何度も何度も格上に挑み続け、転がされた経験と、兄ヒザシとの特訓の成果で日向の家でも既に最高クラスへと上り詰めていた。
その磨かれ尽くした戦闘スタイルに加えられた大量の封印されていた影分身だ。
敵忍「こいつッ……撤退!!撤退!!!」
フガク「お前…どうしてここに」
「ここの戦線が崩れているとの連絡が入ったので応援に来ました。2人は後方支援を行っているはずです」
フガク「怪我は…ないな。良し、2人と合流だ」
「はい!」
忍「あっ、フガク隊長!お疲れ様です」
フガク「あぁ。アキラか。無事で良かった」
アキラ「俺は大丈夫です!さっきの白眼の女の子だよな!助けてくれてありがとう。俺はうちはアキラ、君のおかげで命拾いしたよ」
「貴方はさっき仲間を庇おうとしていた…」
アキラ「隊長の班の子だったんですね。名前は?」
「日向ヒナミです」
アキラ「ヒナミか。みんなありがとうって言ってたぞ。それじゃ、失礼します」
フガク「ヒナミ君」
「はい」
フガク「よくやったな。さすが俺の教え子だ」
「あ、ありがとうございます、先生!」
ハヤト「ヒナミ!!泥だらけじゃないか。大丈夫か?怪我は?」
「ないよ、ありがとうハヤトくん」
レン「良かったぁ…お前、頑張ったんだって?噂で聞いたよ。西で白眼の子が健闘してるって」
「クシナさんとの新術がうまく行ったの」
ハヤト「おぉー!!そうかそうか、良かったな!」
「ハヤトくんとレンくんもお疲れ様!この量を2人で…?」
ハヤト「まぁな」
レン「おう!」
「凄いよ!頑張ってくれたんだね!」
ハヤト「レンがヒナミが頑張ってるのに負けてらんねぇって意気込んでね」
「本当だ、私の分まで…!ありがとう!」
フガク「よし、我々の任務はこれで終了だ。帰還する!」
「「「はいッ!」」」
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作者名:瑠威 | 作成日時:2023年4月21日 14時