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フガク「ここからは戦場だ。気を引き締めるんだぞ。俺は前線に向かうが何かあったら呼ぶように。」
「「「はいッ!」」」
「フガク先生…お気をつけて」
フガク「…あぁ」
ハヤト「仕事に取り掛かるぞ。まずはクナイの運搬からだ!」
「「了解!」」
ハヤト「東の方角が騒がしいな…なんだ?」
「白眼…!ミナト先生が応援に来たみたい。こっちではフガク先生が頑張ってるよ!」
レン「よし、頑張るか!」
ハヤト「次は起爆札だから慎重に作業するよ」
「「了解!」」
忍「おーい!手が足りない!西の戦線が崩れつつある!今崩れるわけには行かないんだ!上忍…いや特別上忍でもいい、誰か!」
「!…私、行ってくる」
ハヤト「気をつけろよ」
「了解。…日向ヒナミ特別上忍です。位置を教えてください」
忍「ここから西に1キロだ!」
「近いな…承知した」
「白眼…!思ったより押されてるな」
腰のポーチに入った巻物を解くと、“封”の時から次々に影分身が躍り出て行く。
「散!」
チャクラ量を食う影分身を戦場で使うにはあまりにリスクが伴うため、予め影分身を何体も普段から巻物に封印しておくというクシナとの共同新術が上手く行って幸いだ。
事態は芳しくないが少しだけ口角が上がるのを感じた。
木の葉の忍を殺そうとしている敵忍の背後に回り込み、脇腹を思い切り蹴飛ばす。
忍「助かった!」
「応援に来ました。よろしく」
忍「応援か!ありがたい!」
「八卦六十四掌…!!」
敵忍「ぐっ……」
肝心の点穴を突いた後、次の敵へとターゲットを変えて心臓の点穴を音もなく穿つ。
敵忍「ぐぁっ!」
敵忍「木の葉の白眼か…!!」
敵忍「小娘が…!やっちまえ!!」
一斉にこちら目掛けてクナイの豪雨が降り注ぐ。
「起爆札までご丁寧に…八卦掌回天!!」
敵忍「土遁、土波!!」
「ッ…」
大きく揺れる地面から瞬身で飛び上がり、真上から風遁に乗せたクナイを投擲する。
敵忍「ぐぁぁぁあ!!」
「烈掌!!」
手のひらから放出されたチャクラが滞空時間を狙ったクナイを弾き飛ばす。
着地してからは瞬身の高速移動をしながら敵忍の点穴を微塵の狂いなく突いていく。
敵忍「くそっ…!」
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作者名:瑠威 | 作成日時:2023年4月21日 14時