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「うーん…」
紅「どうしたの?」
「あの、オビトくんはまだかなぁ。もう始まっちゃうよ…どうしよう」
リン「困ったね…書類、受け取っておいた方が良いね。」
「私、探しに行く…!」
紅「あ、ちょ、待って!」
リン「行っちゃった…2人とも間に合うと良いんだけど…」
「オビトくん…あ、いた…」
オビト「あ、ヒナミ!」
「ひゃあ!」
オビト「ふは、何その声!」
「むぅ……私も手伝うよ」
おばあさん「すまないねぇ…腰をやってしまって」
オビト「お前、いいのかよ…」
「いいの…困ってる人をほっとけないオビトくんをほっとけない……」
おばあさん「あらまぁ…可愛い娘さんだねぇ。オビトちゃんのお友達?」
オビト「おう!」
「お、お友達…!うん。私日向ヒナミです」
おばあさん「まぁまぁ偉いわねぇ。ありがとうね、助かったわ。お礼に飴ちゃんあげようね。オビトちゃん、ヒナミちゃん。気をつけてね」
オビト「気にしなくていいぜ!ばあちゃんも気をつけて!」
「あの、飴ありがとうございます。お気をつけて!」
オビト「ち…」
「ち?」
オビト「遅刻だぁ〜〜!!」
「そうだね…!」
オビト「ヒナミ、走るぞ!」
唐突にヒナミの手を掴んで走り出すオビトに半分引き摺られるようにして走り出した。
「わぁ?!」
オビト「まずいまずいまずい〜!初日から遅刻なんて!」
「だ、大丈夫だよオビトくん!リンちゃん達が…うわぁ」
オビト「はぁ、はぁ、間に合ったか!」
カカシ「もう終わったよ」
オビト「そ、そんな!」
「オビトくん…」
カカシ「お前もこいつなんかのために入学式すっぽかさなくてよかったのに」
オビト「なんだと!」
「ごめんなさい…」
リン「まぁまぁ。落ち着いて、カカシ、オビト。はい、これ入学式の書類」
紅「はい、ヒナミ」
オビト「ありがとうリン!」
「ありがとう紅ちゃん…!」
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作者名:瑠威 | 作成日時:2023年4月21日 14時