14話 ページ15
カキツバタ「やったなキョーダイ!今からアオイがブルベリーグの新チャンピオンだ!!チャンピオンになったやつには学園からお祝い品がもらえんのあずかってっから渡しとくぜぃ」
アオイ「あ、ありがとう」
カキツバタ「………スグリようオマエに勝てなかったオマエが言うのもなんだけどよ前みたいに楽しくやろうや勝ちにこだわれんのはすげぇいいことだ誰だって勝ちてえは勝ちてえでもよ…………こだわりすぎて自分の首しめんのは違うだろ……見てるこっちが苦しいぜ」
A『………………』
いいこと言うねぇ…
カキツバタ「だからよまたみんなで………」
スグリ「………けない」
カキツバタ「はい?」
スグリ「負けない……こ……今度こそ俺が……勝って…」
A『!!』
スグリ「次こそ……絶対……」
アオイ「スグリ」
スグリ「!!……アオイ…俺……おれ…う、うぅぅ……」
カキツバタ「あーあ」
タロ「あのー……ちょっとーよろしいでしょうかー?ええと……まずはアオイさんチャンピオンおめでとうございます!本当にすごかったです!普通ならお祝いしたいんですが……今の……この状況はわたしたちには複雑でちょっと整理しないとなんです……」
カキツバタ「整理ぃ?」
タロ「だってそうでしょう!アオイさんがチャンピオンになったらリーグ部の部長ってことで留学生なのに異例だけど今後の方針はどうするのとか!?あれとか、これとか、とかとか、いろいろ!!」
カキツバタ「お、おう………」
タロ「それにスグリくんがチャンピオンから四天王に降りてくるならランク的にはアカマツくんが都落ちだし…」
アカマツ「えっ…σ(゚∀゚ )オレそうなの!?ヤバいじゃん‼」
タロ「スグリくんがどうしたいかちゃんと気持ち聞いておかないと………」
スグリ「………………」
ネリネ「スグリ…………」
A『………………』
わぁーお…僕空気より存在ないねー
《ディン ドン ダン ドーン♪》
「放送室より生徒のお呼びだしです、リーグ部チャンピオンスグリさん、四天王トップカキツバタさん、3年2組ゼイユさん、交換留学中のアオイさんAさん、ブライア先生とお客さまがお待ちです1−4の教室まで至急いらしてください」
《ドン ダン ドン ディーン♪》
タロ「もう…なんだってこんなときに……」
カキツバタ「スグリはもうチャンピオンじゃないのにねぃ」
タロ「カキツバタ!そ・う・ゆ・う・の!よくないとおもいます!!」
A『………』
僕空気より存在ないし先に行こ……
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ケッチノヒタイカニ | 作成日時:2023年12月15日 21時