11話 ページ12
ーテラスタルドームー
A『じゃぁ行くよ?』
アオイ「うん!!」
A『マリルリいつも通りに』
マリルリ「コクッ」
、
、
、
アオイ「……かっ勝った…けど強い……!」
A『マリルリお疲れさま』ナデナデ
マリルリ「♪」
アオイ「……なんか分かった気がする…」
A『アオイさんは強いね…………才能あるんじゃない?』
アオイ「えへへっ」
A『…ボソッ……僕とは違って』
アオイ「?もう一回!!」
A『分かった、いくよ』
アオイ「うん!!」
君は僕みたいにならないでね
、
、
、
ーーーーーーーーー
A『か、勝った…』
子供「…Aとやっても楽しくない」
子供2「今度からAちゃん抜きでやろ!!」
子供「そうだね!!」
A『…えっ…?』
タッタッタッ
A『…………ッ』
ーAの家ー
A『今日またバトルで勝ったの!!』
父「で?俺達の子供だから当たり前だろう?」
母「そんなことでいちいち報告するならどっかの大会で優勝してきてちょうだい」
トコトコトコ
A『…………』グスッ
僕の両親はとても強いトレーナーだった
だから物心ついたときには周りからの期待に既に潰されそうだった
毎日母や父とバトルして負けたら怒鳴られ勝っても
「当たり前だ」って褒めてくれない
近所の同い年の子達は僕とはバトルしても楽しくないからもう一緒にバトルしてない
ファイヤロー達は大変な思いさせてしまっていた
バトルをしなくなったら
周りからは失望され親からは「うちに子供は居ない」と言われ捨てられ
だからもう本気でバトルしなくなった
あんな思いはしたくなかったから………
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作者名:ケッチノヒタイカニ | 作成日時:2023年12月15日 21時