2話 ページ4
土方side
とっつぁんに説教を受けてから一週間程経ったあと、俺が普通に廊下を歩いていると
沖田「…………」
土方「………?」
総悟のやつが、無言で天井を見つめていた
土方「…オイ総悟、何やってんだ?」
沖田「土方さん静かにしてくだせぇ」
土方「は?何でだ?」
沖田「とっつぁんに色々言われてから、どうして俺らの行動が分かったのかをちょっと考えてみましてねぇ…それで…………あ、動いた」
動いた?何が?どこで?どんな風に?
土方「つまりなんだ?」
沖田「うるせぇよ黙れ土方。空気読め」
土方「喧嘩売ってんのか?」
沖田「いいから静かにしてくだせぇ」
土方「………」
とりあえず黙った
すると…
ボリボリボリボリボリ……ペラ…ボリボリボリボリボリ……ペラ……ボリボリボリボリボリ……………「ぷっ…」
ボリボリと、人が何かを食べる音と、ペラっと、紙か何かをめくる音、そして、人の声が天井裏から聞こえてきた…え?人!?
土方「誰かいんのか!?」
……………
沖田「あーもう…土方さんが声出すから、また逃げちまいましたぜぃ。何やってんだよ土方」
土方「うるせぇ」
沖田「どうやら俺達を見張ってんのは、あいつみたいですぜぃ?」
土方「………………そういうことか」
それなら納得が行く。どこを探しても監視カメラが無かったのは、俺達を見張ってるのが機械ではなく、人だったから。そりゃあどこを探しても見つからないはずだ
沖田「さてと…」
総悟は歩き出した。音をたてず、静かに。何をするのかと思ってしばらく見ていると、廊下の曲がり角の近くで止まった
土方「?」
すると刀を抜き、天井に刺した
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土方「いや何してんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
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Mana(プロフ) - ありがとうございます! (2018年3月21日 0時) (レス) id: a7202e55bb (このIDを非表示/違反報告)
高嶺の花(プロフ) - 私この作品好きです!頑張ってください!! (2018年3月20日 21時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mana | 作成日時:2018年2月7日 17時