検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:14,227 hit

2話 ページ4

土方side


とっつぁんに説教を受けてから一週間程経ったあと、俺が普通に廊下を歩いていると


沖田「…………」


土方「………?」


総悟のやつが、無言で天井を見つめていた


土方「…オイ総悟、何やってんだ?」


沖田「土方さん静かにしてくだせぇ」


土方「は?何でだ?」


沖田「とっつぁんに色々言われてから、どうして俺らの行動が分かったのかをちょっと考えてみましてねぇ…それで…………あ、動いた」


動いた?何が?どこで?どんな風に?


土方「つまりなんだ?」


沖田「うるせぇよ黙れ土方。空気読め」


土方「喧嘩売ってんのか?」


沖田「いいから静かにしてくだせぇ」


土方「………」


とりあえず黙った
すると…


ボリボリボリボリボリ……ペラ…ボリボリボリボリボリ……ペラ……ボリボリボリボリボリ……………「ぷっ…」


ボリボリと、人が何かを食べる音と、ペラっと、紙か何かをめくる音、そして、人の声が天井裏から聞こえてきた…え?人!?


土方「誰かいんのか!?」


……………


沖田「あーもう…土方さんが声出すから、また逃げちまいましたぜぃ。何やってんだよ土方」


土方「うるせぇ」


沖田「どうやら俺達を見張ってんのは、あいつみたいですぜぃ?」


土方「………………そういうことか」


それなら納得が行く。どこを探しても監視カメラが無かったのは、俺達を見張ってるのが機械ではなく、人だったから。そりゃあどこを探しても見つからないはずだ


沖田「さてと…」


総悟は歩き出した。音をたてず、静かに。何をするのかと思ってしばらく見ていると、廊下の曲がり角の近くで止まった


土方「?」


すると刀を抜き、天井に刺した


































土方「いや何してんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Mana(プロフ) - ありがとうございます! (2018年3月21日 0時) (レス) id: a7202e55bb (このIDを非表示/違反報告)
高嶺の花(プロフ) - 私この作品好きです!頑張ってください!! (2018年3月20日 21時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mana | 作成日時:2018年2月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。