彼女はシステム管理者 (ページ24)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:6,625 hit

言い訳ページ24

『……はぁ、そろそろ帰ってください』

ｲﾝ「僕らが帰ったら何するの？」

自分で仲間に誘ったのに警戒するんですか…

『貴方が貯めた仕事ですよ』

今から仕事す気はありませんが
あまり干渉しないと決めたので
また何か問題を起こすかもしれません

ｲﾝ「へっ？仕事？」

ﾄﾞﾘ「何の仕事を？」

『守護神が貯めた仕事です。早く終わらせたいので帰ってもらえますか？あと、適度な距離を保つのも大切なので』

帰ってもらう言い訳がこれくらいしかありません
これで駄目でしたら、ポータルを開きますか

ｲﾝ「んーまあ、確かに距離を保つのも必要だよね」

ﾄﾞﾘ「そう言う事なら仕方ない、のかな？」

ﾍﾞﾘ「なら俺様はAが遊びに来るまで待ってるのだ！」

ｴﾗ「俺はめンどくさイカら帰る」

ｷﾗ「僕はEXP狩りに行ってくるね～」

ｸﾛ「俺は家事があるので……」

ﾏﾀﾞ「ああ、パピルス分かってる……」ｼｭﾝ

ﾅｲ「闇AUの入ること、検討しとけ」

ｴﾋﾟ「問題起こさないようにガンバれよbruh」

やっと皆帰りました
少し態度がよそよそしかったのは仕方ないです
私が悪いので

作者はきっと刺激や劇でも欲しかったんでしょう
ゲームや小説はそういった物ですから

何か大きな出来事がないとつまらないでしょう？
私も《同じこと》を何回も繰り返して来たんです

前々回の時間軸では全ての時空に歪みが発生して壊れてしまいました

しかし、これは創られたプログラム
偽物の記憶なんですよ
あのときの記憶は実在しない。私に苦しみを与えるだけ
ですが、忘れられないんです

前の私からしたら、今の私は変に思えるでしょう

無い記憶に縋るなんて私も随分変わりましたね

あの記憶が一番楽しかったです