アーヤがちっちゃくなっちゃった！？

泊りだな ページ7

若武side

若「じゃあ、一週間俺の家に泊まるか。」

黒「そのほうがいいと思うよ。」

若「じゃあ、お前らは一旦家に帰って着替え持ってこい。」

小「アーヤの着替えはどうするの？」

あっ、そうだった。

アーヤの服は今来てるのしかない。

若「黒木、なんとかして。」

黒「わかりましたよ。」

そしてあいつらは一旦家に帰った。

書斎には俺とアーヤだけ。

何にもしないで待つのもつまんないしアーヤと話すか。

何を話そう。

ん〜〜〜〜、あっ、いいこと思いついた。

若「なあ、アーヤ。」

彩「ん？」

若「アーヤさ、俺たちの中に好きなやつっている？」

聞くなら今がチャンス！

子供は素直だからな。

彩「わからない。だって初めて会った人たちだし、人間は外見だけじゃ決まらないよ。一番大事何は人の心だから！」

アーヤは素直すぎた。

お前マジで３才児なのか！？

小さい頃から国語が得意だったのかよ！

若「そ、そうか。」

彩「和臣お兄ちゃんは好きな人いるの？」

か、和臣お兄ちゃん？

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嬉しすぎて涙が出てきそう。

初めて和臣って呼ばれた。

やっぱ、子供は素直だな！

若「いる。」

彩「誰？」

若「未来のお前だよ。(ボソッ」

彩「なんかいった？」

若「秘密。」

彩「え〜〜。」

アーヤは顔をふくらませてたたいてきた。

だけど全然痛くない。

むしろ、気持ちいかも。

アーヤはカワイイな。

なんだこのカワイイ小動物は。

思わずアーヤを抱っこしてしまった。

若「お前軽いな〜。」

彩「えへへ。」

体は小さいけど、笑顔は今と全然変わってない。

すると、ガチャッと音をたててドアが開いた。

そこには上杉がいた。

上「お前、何やってんだよ。」

あっ、一番邪魔なやつが来た。

若「見れば分かるだろ。」

上「お前なんで抱っこしてんだよ！」

若「別にいいだろしたって！」

上「よくない！」

若「じゃあ、アーヤが抱っこしてって言ったらお前抱っこしてやんないのか！？」

上「それは別だ！」

俺たちが言い合っていると、

彩「和臣お兄ちゃん、和典お兄ちゃんも喧嘩はダメだよ！」

見るとアーヤは今にも泣きそう。

若「え！？ちょ、なんで泣くの？」

俺は必至にアーヤを泣き止ませようとしているが一方上杉は『和典お兄ちゃん』に反応して顔を赤くしてる。

俺も赤くなったけど。

彩「だって、喧嘩は悪いことだもん。」

なんて正直な子なんだ。



書ききれないので次行きます。

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